☆ ページ17
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私のすすり泣く声しかしない部屋。
スマホからは蓮くんが車を走らせてる音がやみ、再びバタン、ピピッと鍵をかける音。
蓮「着いた。」
電話聞こえたその声ロックを解除…と思ったけど、彼は唯一うちの合鍵のカードキーを持ってる。
すぐにピピッと部屋のロックが開く音と同時に玄関に駆け寄ると入ってきた蓮くんにぎゅっと抱きしめられた。
蓮「…良かった」
蓮「…また1人で泣いてた」
「れんくんのばかっ…」
蓮「…」
「…っ」
蓮くんが来てくれて安心して、彼に身を任せるようにそのまま倒れ込んだ。
蓮「頑張ってるよ…Aは頑張ってる」
ぽんぽんと頭を撫でてくれるリズムが気持ちよくてそのまま眠った。
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朝、目が覚めると大きなベッドに1人。
蓮くん…帰っちゃった…よね。
また1人だ。
1人になるとダメとわかってもやっぱり自分への誹謗中傷が気になって見てしまう
「…はは…増えてる。」
もうなんか間違ってたかな
恋愛も捨てて頑張ろうって思ったのに。
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蓮「…A？」
「…え」
蓮「昨日俺もそのまま寝ちゃったみたいで…ごめん勝手に風呂借りた。」
「…蓮くん」
蓮「…ん？」
「蓮くんは…私のこと好き？」
蓮「…当たり前じゃん」
「…そっか」
考えすぎなのは分かってる。
けれど、
お前のことなんかメンバーは好きじゃない。
みんなお前が嫌い
邪魔だからさっさと脱退して
なんて言葉が頭から離れない。
自分でも分かってる。応援しているグループに女がいることを急に受け入れてと言われても無理なことくらい分かってる。
せっかく頑張ろうって決めたのに
まだ入ってたった数日。
これがどんどん増えていく…そう思ったら
「…っ…無理だよ」
蓮「A？」
「…この先もっとアンチが増えると思ったら」
そう言いかけたときぎゅっと抱きしめられた。
「蓮くん…」
蓮「守るから」
蓮「俺だけじゃない。snowmanみんな思ってるよ」
「…っ」
蓮「Aが頼ってこなくてもうざいくらいずっとそばにいる。同じグループになれたんだよ。今までよりもっと、そばにいれる。」
「…蓮」
蓮「…今、呼びすては反則。」
「…ごめん」
蓮「関係は…変わったけど、気持ちはあのころのままだから。ずっと変わらないから。」
「うん…っ」
蓮「好きだよ」
そう言って彼は私に軽く口づけた。
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na_chu(プロフ) - はーたんさん» コメントありがとうございます。そのように言って頂けて嬉しいです！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (2023年3月14日 21時) (
レス) id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん(プロフ) - 初めてコメントします❕ 主さんのお話めちゃくちゃおもしろいです❕ なので自信もってください❕ (2023年3月14日 21時) (レス) @page21 id: 9fb08c3f09 (このIDを非表示/違反報告)
na_chu(プロフ) - takkimakkiさん» コメントありがとうございます！色々作者の中では浮かんでいるのですが、亀更新すぎて申し訳ないです。時系列ぐちゃぐちゃになるかとおもいますが、、これからもよろしくお願い致します！ (2023年1月15日 15時) (レス) id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
takkimakki(プロフ) - すごく面白く、これから色々なことが分かっていくのかな？と期待しかないです。お身体に気をつけてくださいね。応援しています。 (2023年1月15日 2時) (レス) @page24 id: ff744b84c3 (このIDを非表示/違反報告)
na_chu(プロフ) - シュガーリップさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいかぎりです！是非これからもよろしくお願いします！ (2023年1月2日 12時) (レス) id: 655d574789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：na_chu
| 作成日時：2022年12月11日 22時
