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一松×化け猫2 ページ14

懐かしい夢を見た




ようやくAを手にいれた夢




隣を見やればAは




俺の隣で安心して寝ている……はずなんだけど




一松「A?」




どこにいるだろう?




って言うのは冗談で




Aの場所ぐらい分かる




俺はAがくれたパーカーに着替え




キッチンに向かった




静かにドアを開け




中を見やれば




愛しい彼女が朝ご飯の準備をしていた




そっと近づき、後から抱きしめた




貴方「びゃっ!?いいい、一松!?」




一松「驚きすぎでしょ。……おはよう」




貴方「お、おはよう……。もうすぐで出来るから待ってて」




一松「ん、わかった」




カタッ




貴方「おまたせ」




一松「い、いただきます」




この言葉は




Aから教えて貰った




妖物である俺には




色々と珍しいものばかり




けど、悪くはない




だってAと




同じ感覚を味わえる




フヒッ……最高だと思わない?




貴方「ねえ、一松。今日さ何処か行かない?」




一松「なんで?」




貴方「たまには、その、海とか見に行きたいなって思って……だめ?」




海……正直言ってやだなあ




だって、水でしょ?




俺人型してるけど




一応ネコだからね?




でも、Aが喜ぶ顔も見たいし




一松「いいよ。」




貴方「本当に?!」




一松「嫌ならやめてもいいけど?」




貴方「ううん!一松ありがとう!!」




そんな事で喜ぶなんて




可愛すぎでしよ!!



貴方「ごちそうさまでした!それじゃあ、構えて来るね!」




一松「うん」




ヤバイ……ヤバすぎでしょ!




もう何あれ!天使?天使なのか!?




あの笑顔を独り占め出来るなんて




幸せ者過ぎる!!



貴方「一松お待たせ!洗い物やってくれたんだね、ありがとう!」



一松「別に、いつも世話になってるからこれぐらいやるよ」




違うだろ!そこはもう少しデレる所だろ一松!




貴方「じゃあ、行こう!」




・・・・・・。



貴方「誰もいないね……でも、その方が静かで良いよね」



一松「まあ、この時期に来るやつなんて死にたいやつとかだしね……ヒヒッ」




貴方「そっか……」




一松「A?」




冗談のつもりなんだけど




なんでそんな




寂しそうな顔をしてんの?




まさか、アイツの事考えてる?




ねえ、A



俺じゃあ頼りない?

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くるみ - こんなことは、言いたくないんですが、トド松の話はパクリではないんですか?私が持っている漫画に、これとそっくりなものが載っていました。もし、ちがったら、すみません。 (2018年1月16日 2時) (レス) id: 74322bc207 (このIDを非表示/違反報告)
双樹(プロフ) - もし元気になって小説を続けられるようになったら、一緒にコラボ小説とかしませんか? (2016年12月10日 23時) (レス) id: 2f1196dc96 (このIDを非表示/違反報告)
双樹(プロフ) - 始めまして!チェシャ松さん、大丈夫ですか?何かあったんだったら皆で相談に乗りますよ!元気を出してください!チェシャ松さんの小説本当にとても面白いので同じ投稿者側からだと、このままやめてしまうのはもったいないと思います! (2016年12月10日 23時) (レス) id: 2f1196dc96 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 初めまして!私はチェシャさんの書く小説がとても大好きです。だから消えてしまうのは悲しいです。ですが、まずはご自分を大切にして欲しいです。私はチェシャさんが元気になってまた素敵な作品を作ってくれるのをずっと待ってます。 (2016年12月10日 20時) (レス) id: fcffb042ea (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 初めまして!この小説本当に好きです!きっとチェシャ松さんの書き方が上手だからでしょうね!ですから、消すなんて言わないで下さい!続きが出るのを僕はずっと待ってます! (2016年12月10日 19時) (レス) id: 56d9ba25f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェシャ松 | 作成日時:2016年3月6日 13時

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