マイペース少女、気ままにヒーロー目指します！part2

55:いい技名を考えた……「イートイットスタディシィィット！！」（訳:勉強なんてクソくらえ！) ページ8

スタートとほぼ同時にかっちゃんが爆破の勢いに乗って飛んでくる。



爆「オラぁぁぁ！！」BOOM！！


『容赦ないですな〜(笑』


爆「あ？そんな緊張感ねー話し方するとは良い度胸だな、A？お望み通り完膚無きまで叩きのめしたるわぁぁぁ！！！」


『いや、そんなことは望んだ覚えないよ⁉』



BOOM！BOOM！


焦げる！焦げるから！
轟くんといい、かっちゃんといい、私を調理しようとしてるのか⁉


うーむ。体力的には個性のおかげでほぼ無限状態だから持久戦なら確実に勝てる。
でもそんなことはしたくないし、かっちゃんもさせてはくれないだろーな。



こんなところで使うことになろうとは………私の必殺技。
とても強力な必殺技。かっちゃんのために使ってあげよう。

まずは10%くらいの力で



『いっくよー！！！！』


爆「！？」





『スーパーミラクルアルティメットキィィック‼』


ガコン！！……ガラガラ………



マ「スゲー！！技名は超ダサいのにとてつもない破壊力だ！ステージが半壊したぞ！」



ありゃ？思ったよりステージ壊しちゃった。

どーしよ、足の踏み場がない！後先考えずに行動したらダメだってわかってたのに！！



爆「なるほど、行動範囲を狭めることで俺の爆破による機動性を封じる魂胆か」


『……………！そ、そうだ！それだよ。うん、いい考えでしょ〜』


爆「(あ、コイツ絶対考えてなかったな)」




では、続きまして〜。


『ドリーム…ってなんだっけパーンチ！！』


か〜ら〜の〜？


『もう技名思いつかないどうしようキィィック‼』


爆「ふざけてんじゃねーよ！真面目にやれやぁぁぁ！！！！」



えっ…超真面目だったんだけど。
本気と書いてマジと読むくらいマジだったのに。




もう技名考えるのやめよー。飽きた。


走って一瞬でかっちゃんの背後に回り込む。

よし、このまま場外へ出そ((爆「バレバレなんだよAの動きなんて！」BOOM！…出せなかった

なんでバレたんだ、一瞬で背後を取ったのに。



爆「俺が何年お前といたと思ってんだ！Aのことは何でもわかるわ！！」


『え、じゃあかっちゃんがオレンジジュースを好きになるようにオレンジグッズを送りまくったのが私だってバレてる⁉』


爆「あれやっぱAの仕業かよ‼⁉」



わかってなかったんかーい！言っちゃったじゃん

よし、今度こそ真面目にしよう

結構楽しんでるんだよ。なんたって幼なじみのかっちゃんと本気で戦うのは初めてだからね。

56:何もないところでコケたら恥ずかしいよね！何事もなかったかのように立ち去ろう。→←54:2月2日にヒロアカ17巻&小説版発売！……タイトル思いつかなかっ((

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す