マイペース少女、気ままにヒーロー目指します！part2

66:保健室のベッドで寝てみたい。健康すぎて保健室に縁がない。うーむ、いいのか悪いのか………。 ページ19

ときどきケガとか体調不良で休みに来る人いるけど、ヒーロー科がいないので基本的に暇だ。


『治与ばぁ〜。暇だよ〜』


リ「今日は手伝ってもらうよ。まあそのあとは気晴らしに散歩でも行ってきたらどうだい？」


おお。気前がいいですな〜。


リ「それより、あんたの個性すごいね。私のより使い勝手がいいよ。これからも手伝ってもらうことがあるかもね」


『いつでも呼んで！治与ばぁのためならたとえ地球の裏側でも！』



なんだか気が合うんだよなぁ。
私じつはおばあちゃんだったのか⁉

…………な訳ないか！(笑



『お茶が美味しい』


リ「(老人みたいだねぇ)」



そうだ！寂しいなら電話すればいいんじゃん！
え？今かけたら迷惑じゃないかって？
そういうことは気にしたら負けなのだよ。


prrrrr prrrrr prrrrr………


………誰にも繋がらない

誰か出てくれよぉぉ！！(職場体験中)

なんで出れないんだよぉぉ！(いわば授業中だから)




………ふむ。

『暇だからお昼寝するか！ってことでおやすみなさ〜い！』


リ「マイペースだねぇ。まあ、いい……って、もう寝てるのかい」


Z zz……




＿＿＿＿＿__






リ「A。起きな」


『ん〜…あと5じかん………』


リ「どんだけ寝るつもりさね。担任が来てるよ」


相「ちょっと手伝え。行くぞ」


『やだ…このベッドから出たくない…』


保健室のベッドっがめっちゃ気持ちいいってことに気がついてしまった。最高すぎる。


相「敬語」


『あれ？相澤せんせーか。ですか。いつの間に来てた……降臨してたんですか？』


相「それは敬語か？」



だんだん目が覚めてきたぞ。

私ここで何してたんだっけ？………職場体験中か。寝てたけど。
先生の手伝いをしに行きますか〜。



『行ってきま〜す！』


リ「行ってらっしゃい」



＿＿＿＿＿＿



連れられて来たところは銀行。銀行である。

別にお金下ろしに来たわけじゃないよ。
なんか、中で銀行強盗が暴れてるんだってさ

雄英の近くだったから手が空いてた相澤せんせーが出動するらしい。

私は人質や応戦してるヒーローや警察のケガの治癒要員。個性使用の許可は先生が取っててくれた。

学校内での生徒への治癒はある程度許容してもらってるけど、さすがに外で大々的に使うには許可が必須らしい。
だってまだヒーロー免許ないからね。

では私はことが終わるのを待ちますか〜。

67:この前の私「勉強するぞぉぉ！！おおお！」今の私「え？勉強？あー、うん。……うん」→←65:作者、受験のストレスでやけ食いして体重増え…あ……何？作者太ったって？聞き間違いじゃない？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す