感情が見える少女は陰陽師

〜プロローグ〜 ページ2

五感の内の4つ。


『嗅覚(嗅ぐ)』・『味覚(味)』・『聴覚(聞く)』・『触覚(触る)』は通常の人とは変わらなく、


見た目はまぁ、普通の女の子！……の陰陽師が居る。


え？それがどうしたって？


実はね、その女の子は、『視覚(見る)』が生まれつきちょっと……いや、違う。



完全に特種で、人が思っていること……


ようするに、感情が見えてしまうのだ。



『感情が見える』って、結構都合の良いことに感じるけど、


実はその間逆。


感情が見えてしまうことで、時には残酷なものも見えてしまう。



そう………



『憎しみ』・『悲しみ』・『苦しみ』・『怒り』が見えてしまうことによって、



世で言う『裏切り』なんかも出てくる可能性がある。


世の中、何があるかなんて誰にもわからない。


だって……



この世に『絶対』や『100%』なんて無いのですから。


そんな絶望や、苦悩の中、彼女は希望を見つけ出せるのでしょうか？



さぁ、もうすぐ彼女の……失礼しました。



『貴方の物語(人生)が幕をあけますよ。』

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