05 DYside ページ5
＊
恋というものは、突然やってきた。
『よろしくお願いします、Aと申します』
第一印象は、年上なのにぽくない。
常に笑っていて、どこか抜けているような。
この会社の衣装担当に日本人がいて可愛い人だって話を聞いたことはあって、僕たちNCTの担当をする前はスーパージュニアのヒョン達の担当をしていたらしい
そして同じ日本人のユタヒョンは前から仲良しだったみたいで、NCTの担当になると聞いた時はメンバー１嬉しがっていたのを覚えている
気がつけばユタヒョンをはじめ、ヌナの周りにいるメンバー達はみんな笑顔でいた
正直僕は、あんなヘラヘラしている人に構ってるのはなんでだろう？って思っていたんだ。
あんな姿のヌナを見るまでは。
『オッパ、わたしやっぱり別れたくないよ、、、』
そんな声がして足を止めた
曲がり角をそっと覗けば、そこにいたのは携帯を耳に当てて壁に寄りかかってるAヌナ
『嫌だよ、、好きだよ、、、』
鼻をすする音、軽い嗚咽、顔は見えないけど泣いているってすぐにわかった
『う〜っ、、、』
電話が切れたのか、そのまま泣きじゃくって床にしゃがみ込むヌナ
その時に見えたんだ、ヌナの顔が
涙でキラキラしてる目元、赤く染まった頬、鼻、耳
なんて、綺麗なんだろうか
どうしてこんなに綺麗な人が、オッパという姿の見えない彼を想って泣いているのか
僕らメンバーにはずっとヘラヘラ笑っているのに
弱ってる姿を、小さくなってる姿を、陰でひとり抱え込んでいる
そんなヌナを抱き締めて、守ってあげたいと思った
オッパというやつのために泣かないでほしいと思った
だけど今の僕じゃ何もしてあげられない
今ヌナのところへ出て行ったって迷惑でしかない
今はただ、ヌナが泣き止むのを、立ち上がって行くのを、
ただ立ち尽くして見守ることしかできなかった。
それから数日後、あの日見たヌナが嘘のようにいつもみたいなヌナだった
ヘラヘラ笑って、メンバー達と戯れあって
『ドヨナ！』
ふと呼ばれた自分の名前に、ドキッとした
『これどっちがいいかな？』
ヌナが入ってきて初めての衣装合わせ
面と向かって話すのも、初めて。
DY「こっち、、、」
ヌナはじっと僕を見つめて、ふと笑って言ったんだ
『ドヨナ、、、本当うさぎさんみたいな顔してる！』
その笑顔に、僕が恋に落ちた瞬間だった。
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おゆちゃん(プロフ) - コメントありがとうございます。初めてで理解できてませんでした。ありがとうございます。 (2018年8月2日 11時) (
レス) id: abf7d627aa (このIDを非表示/違反報告)
、 - 初心者であろうとルール違反はダメです。まずルールをちゃんと理解してから作品を作るようにして下さい (2018年8月2日 7時) (レス) id: 0b0428954e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月2日 7時) (レス) id: 0b0428954e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆちゃん | 作成日時：2018年8月2日 3時
