14 DYside ページ14
＊
MN『とりあえず部屋戻りな。Aちゃんに謝ろ』
DY「ん、、、」
MN『わたしトイレ行ってくるから』
そうやって肝心なところで１人にするんだミナヌナは。
またため息が出そうだったけどなんとか抑えて
出てきた部屋へと足を向けた
Aヌナはなんて言うだろうか
僕のことを呆れているだろうか
または、鈍感だからなにもわかってないだろうか
どちらにせよ、僕が勝手に怒って勝手に部屋を飛び出したんだ
僕が謝れば済むことでしょう？
そっとドアノブに手を伸ばして、ふう、と息をついた時だった
聞こえた、ジェヒョンの声が。
好き、、、、
って言った、、、？
JH『今すぐじゃなくていい、待ってるから。ちゃんと考えてほしい』
『ジェヒョナ、、、ありがとう』
たかがドアが１枚
廊下側には小さく音楽が流れているとはいえ、たかがドアが１枚だ
はっきりと会話が聞こえるわけじゃないけど、聞こえたそれは、僕の勘違いなんかではなさそうだ
DY「あーあ、、、」
そして、部屋を飛び出したことを酷く後悔した。
MN『ん？まだ入ってなかったの？』
トイレから戻ってきたミナヌナが僕に声をかけるけど、もう知らない
DY「ごめんヌナ、やっぱり帰る」
MN『え？ちょっとドヨナ、、、』
ヌナを無視して部屋に背を向けて、僕はお店の出口へ向かった
ポッケに突っ込んでいたマスクをつけて、外へ出てみれば
サーっと雨が降り出していて、思わずフッと笑みがこぼれた
傘もなければ、タクシーが通るような場所でもない
今日の占いは最下位だったのかな
DY「はあ、、、」
ため息で、運気も消えちゃった？
水溜りができてる道を、傘もささずに歩き出して
少しずつ濡れていく髪や服
ポツポツとシミができたと思えば、そのシミは全体に広がっていく
DY「雨、でしょ」
目元から頬に伝った、少しだけ暖かいようなそれは
雨とともに僕の頬濡らしていく
雨なんだか、涙なんだか
正直わからない
いや、涙なんかじゃない
僕はそんなことで泣くような人間じゃない
なのにどうして
DY「、、、っ、、」
目頭が熱くなるんだろう
過去に後悔したって、もうすでに遅いんだ。
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おゆちゃん(プロフ) - コメントありがとうございます。初めてで理解できてませんでした。ありがとうございます。 (2018年8月2日 11時) (
レス) id: abf7d627aa (このIDを非表示/違反報告)
、 - 初心者であろうとルール違反はダメです。まずルールをちゃんと理解してから作品を作るようにして下さい (2018年8月2日 7時) (レス) id: 0b0428954e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月2日 7時) (レス) id: 0b0428954e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆちゃん | 作成日時：2018年8月2日 3時
