第四話 ページ6
<中也side>
「____で、今回は如何だったのかな?」
Aの機嫌が直り、やっと本来の目的であるAの任務の報告が始まった
因みに機嫌が直った理由の殆どがAお墨付きの店のショートケーキだ
首領が哀しそうに幾らか細くなった財布を見つめていたのは、見なかった事にしよう
「うー」
首領の問いには答えず、Aが唸りを上げた
理由は簡単
Aの手の中にある先刻首領の渡したフリルの多いドレスだ
お気に召さなかったのだろう
「如何だったのかな?」
まるで気にしない様に話し掛ける首領は本当にコイツが好きなのかと思う
それから約五分後、聞き続ける首領に折れたAが口を開いた
「今回は____」
______
<Aside>
「___以上です」
「うん、Aちゃんを怪我させた奴を今直ぐ八つ裂きにしたいけど、流石、善く頑張ったねぇ」
「ありがとう、ございます」
首領の変態発言を綺麗にスルーした私は、仕方無くヒラヒラドレスを手に立ち上がった
取り合えず、お風呂に入りたい
「じゃあ、取り合えず失礼します」
後でケーキを食べに来よう
ずっしり重い扉を全力で開ける
バァンッ
扉前の見張りが驚いて小さく飛び上がった
「__失礼します、首領」
後ろから中也さんの声が聞こえ、私は走り出した
姐さんは首領と話があるそうで、未だ残っている
「Aっ、手前ェ待てコラ!」
私は足を止めて振り返った
すると私に一瞬で追い付く中也さん
急いで意外と重たいお洋服を押し付けた私は、又ダッシュ
「手前ェっ!」
わっ怖いこわぁい(棒)
其の儘閉まりかけのエレベーターに滑り込んだ私は中也さんの部屋のある階の釦を押した
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茉莉(まつり) - 更新楽しみにしてます! (2018年5月16日 22時) (レス) id: 5299f2ee2b (このIDを非表示/違反報告)
まるふぉい - 続き楽しみです!!! (2018年3月31日 0時) (レス) id: f77d7d5be4 (このIDを非表示/違反報告)
ルイネ(プロフ) - 中也さん育て方上手いwもう一人幼女がww面白い小説、ありがとうございまっす!!!! (2018年3月23日 23時) (レス) id: 678aa7ef5c (このIDを非表示/違反報告)
turu(プロフ) - まさか森さんの下で働ける日がくるとは…!嬉しい(*‘ω‘ *) 更新がんばってくださ〜い! (2018年3月22日 14時) (レス) id: c11f7329cd (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい。違反行為です (2018年3月22日 14時) (レス) id: 2021294dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:祭莉 x他1人 | 作成日時:2018年3月22日 12時