黄金の幼馴染は女神3

8th Anniversary ページ29

『もう、8周年か、』


そんな言葉は孤独な空っぽな部屋に


少しずつ溶け出した。


コロナ禍でファンに会えない今、


気休めのvライブが終わったあと、


何もする事なく、


ただひたすら余韻に浸っていた。


あーあ。


なんか泣けてきちゃった。


あー。なんでだろ。


なんだか物凄く虚しい。


なにかが足りないのかなんて


既に分かってるけど。


胸がぎゅーってして、


久しぶりにわがまま言ってみようかなんて


prrrrrr


まあ、とらないよね。


JK「え、あ!A!?」


あ。とっちゃった。


『……………』


RM「おー。Aか?」


JK「はい。」


TH「え!A〜!」


JM「Aなの?もしもーし。」


JN「電波大丈夫そ?笑笑」


JH「え。おーい。」


SG「皆、喋ってるから喋りづらいんだろ爆笑」


もーーー。


『…………………ぐすっ、会いたくなるじゃんん…』


BTS「え。」


JK「え、ちょ、泣いてるっ!?」


JN「やあー。おんまがすぐ帰ってやる。」


SG「車、車、」


JH「帰る準備出来た?」


『………え、今日帰れないんじゃ、』


TH「僕らのお姫さまが泣いてるのに帰らないわけないでしょ。」


『……………じゃあ、はやく帰ってきてっ』


JM「今すぐ帰るからねっ!安全に待っとくんだぞ〜!」


『!はい!』


………………………………………


JK「Aや!ただいまっ!」


『おかえりなさい、私の王子様たち。』



　


　
　

　


　


「『8周年おめでとう!』」

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