世界:JH ページ25
たまに。
君の世界を覗きたいときがある。
君にあの花は何色に見えているんだろう。
君にとってスイカはどんな味なんだろう。
僕にとってのバラが君にとってはひまわりかもしれなくて、
君にとっての赤が僕にとっては青かもしれないだなんて。
少しだけ寂しくなって勝手に落ち込んだ。
"人間って思ったより孤独みたい。"
そう言うときょとんとする君。
"そうですか?少なくともオッパは孤独なんかじゃないですよ。"
"え?"
"私達のお互いを思う気持ちは誰に何を言われようとおんなじですから。"
そうやって真面目な顔で言うから。
"そっか。そうだった。てっきり忘れてた。"
もう、涙が止まらない。
だからね。君には忘れないで欲しいんだ。
明日も、明後日も君が笑える世界なら。
僕はそれだけで幸せになるってことを。
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#虹色のササミ(プロフ) - stephさん» ありがとうございます!こんなふうに待ってくれて嬉しい限りです(泣)これからも楽しんで読んでいただけると幸いですっ。 (2021年7月19日 23時) (レス) id: 7e7f40cfe0 (このIDを非表示/違反報告)
steph(プロフ) - 好きです!笑 次も楽しみにしてます!! (2021年7月19日 2時) (レス) id: 69099a3a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#虹色のササミ | 作成日時:2020年10月31日 17時