１５ 魔物討伐してるとこういう事もあるんだよー ページ16
＿A視点＿
その頃Aは、一年ほど前に助けた村の集落に来ていた。
『こんにちは！』
村人「Aちゃん！よく来たねぇ！」
村人たちはAを笑顔で歓迎した。
＿一年前の冬。＿
雪がちらつく中、一匹の魔物がこの村を襲った。
真っ黒な体に鋭い爪、金色の瞳を持つ。
Ａランクの魔物
ブラッティベアー。
その名の通り熊のような魔物だ。
冬眠し損ねたブラッティベアーは
非常に凶暴で人を喰う。
どんどん人が襲われて喰われていく中
たまたまそこを通りかかったのはAだった。
当時はＢランクでも手こずっていたので
そりゃあ大怪我を負うことになったが
なんとか討伐に成功したのだ。
それ以来この村の英雄になったA。
この辺は魔物もそれなりに多いため定期的に
周りの魔物を討伐して回っている。
＿＿＿＿
＿＿
＿
『うん！大体討伐したし、今日はこの辺で帰るね！』
昼下がり、村の人にそう声をかけて帰ろうとした時
村長「Aちゃん、ちょっと待っててくれるかい？」
村長さんに呼び止められた。
『？、はい！』
いつみても優しい雰囲気を醸し出している村長さんは
実はハーフエルフだ。
この村は妖精の森呼ばれる妖精の住処の
入り口付近に面している。
村人にもチラホラ妖精やエルフの方を見かける。
特に女性陣は…
うぅ…(泣)
すっごい綺麗ですう…(泣)←
己の女子力の無さに泣きそうや…(白目)←は？？
そんなことを考えていると村長さんが何かを持ってやってきた。
村長「よかったら、これ、持っていかんね」
渡されたものを広げてみてみる。
『わぁ…！！すっごく綺麗ッ！！』
渡されたそれは真っ白なワンピースだった。
背中には妖精の羽のようなデザインのフリルがついている。
これで走り回ったらまるで羽のように
羽ばたくのは容易に想像が出来た。
『こんな綺麗な服頂いていいんですか？！』
村長「ふふ！Aちゃんのために皆で作ったんだよ。
妖精の糸で作られてるからね、魔法で燃えたり溶けたりしないし
汚れも弾く。森で魔物と戦って破れても自動修復がついてるから
勝手に直るよ。」
そう微笑んだ村長に感謝していると
“Ｂｏｏｋ”が光りだした。
皆に見送られて私はとある場所に転移した。
１６ よっしゃいくか！→←１４ SYP視点 うるさいですよ。
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兎森 めるサブ - これからもゆったりと書いていきますのでゆったりとお付き合いください！ (11月28日 14時) (
レス) id: 082a92caae (このIDを非表示/違反報告)
兎森 めるサブ - 皆さん！この小説を読んでくださりありがとうございます！なぜかログインができなくなっておりまして…。サブ垢でのコメントになりますがお許しください。皆さんのコメントは全て読ませて頂いております！いつも暖かいコメントありがとうございます！ (11月28日 14時) (レス) @page36 id: 082a92caae (このIDを非表示/違反報告)
雪狐🐾❄ - 更新ありがとうございます！！！😍💕 (11月28日 12時) (レス) id: 1adb5b9f1e (このIDを非表示/違反報告)
咲匡(プロフ) - 愛してるッッッ！！！ (11月28日 4時) (レス) id: 10512391e9 (このIDを非表示/違反報告)
宵の月(プロフ) - めっちゃ面白いです！頑張ってください！ (11月13日 16時) (レス) @page34 id: d36d425616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎森 める | 作成日時：2023年5月22日 15時
