嫌われたくない ページ39
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わたしの元へ駆け寄ってきてわたしを抱き締めるまこにしがみつくとこれでもかってくらい涙が溢れてきた。あの男の人に触られたところが気持ち悪い。
慎「A、っ」
「ま、こ…わ、わたし、」
わたし、汚れちゃった、
あの人に触られたところが、あの人の舌が這ったところが、汚く思えてしょうがない。わたしの言葉になにも言わないまこが怖い。まこに嫌われちゃったらって思うと怖くてたまらない。
「ごめんなさ…っき、嫌いにならない、で…っ、」
慎「…………れた？」
「へ………、？」
慎「あいつに何された？」
怒ってるのか、震える声でそう言ったまこにまっすぐに見つめられて逸らしたいのに目を逸らさない。ぽつりぽつりとされたことを話すわたしの言葉を遮るように、まこがわたしの体を優しくソファに押し倒した。
「ま、こ…？」
慎「……俺のこと、怖い？」
ソファに倒れ込んだわたしを見下ろすまこに首を横に振る。さっきと同じように押し倒されてるはずなのに怖くない。だって、わたしに覆い被さってわたしを見下ろすまこの目はとても優しい。
「ひゃ、まこっ……！？」
慎「ちょっと黙ってろ」
あの人にされたのと同じようにわたしの胸元に舌を這わすまこに思わずびくっと体が震える。同じようにスカートの中へ侵入してきたまこの手が太ももを撫でて、思わず目をぎゅっと瞑る。
慎「A、触られたのここ？合ってる？」
「あ、ってる…っ、」
慎「他は？何された？」
「…お、おなか、っ、」
慎「お腹何された？キス？舐められた？触られた？」
「な、殴られ、た…」
そう言った途端、わたしの体に触れていたまこの動きがピタリと止まってゆっくり目を開けると今にも泣きそうな顔でわたしを見つめるまこと目が合った。
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あや - 読ましてもらってますこれからもがんばってください！！！！！！！！！！！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 674af23c92 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 佐野慎さん» ありがとうございます！わたしもまことくん推しでついまことくん贔屓になるのでぜひまこ推しの方に読んでいただきたかったので嬉しいです、、！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 狼さん» ありがとうございます、、！これからも守られますよ〜〜！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - さくらさん» お返事遅くなりました、、ありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
佐野慎(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！まこっちゃあああん(推し)！！無事であってほしいです…！急なコメント失礼しました笑。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb52afa9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺこ | 作成日時：2019年8月31日 13時
