お泊り ページ33
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退院してからやけにべったりしてくるまこと手を繋いで家まで帰る。一旦まこの家へ寄って着替えを取り、わたしの家へ帰り、ただいまと玄関の扉を開けた途端部屋の中からバタバタと走って出てくるお兄ちゃん。
健「Aおかえり〜！ってあれ、まこっちゃんじゃん」
慎「お邪魔します」
「ただいまお兄ちゃん、お母さんは？」
健「母さんは買い物行ってる〜まこっちゃんご飯食べにきたの？」
慎「…今日、泊まらせていただきます」
よろしくお願いします、とお兄ちゃんへ向かってぺこりと頭を下げたまこに、お兄ちゃんはすぐ察したようににこっと笑った。お兄ちゃんも、まこの家の事情を知ってる人だから。
健「そっかそっか、ゆっくりしていきな！あ、おれの部屋で寝るよね？ちょっとまって、お布団敷けるように部屋片付けてくる！」
慎「あ、いや、そんな大丈夫です！」
健「大丈夫じゃないでしょー、だってまさかAの部屋に泊まるわけにもいかないしさあ。え？まさかAの部屋泊まろうとしてた？」
にこにこしながらまこに詰め寄るお兄ちゃんにまこは完全に怯えてる…。ていうかお兄ちゃん、喋り方とその笑顔に似合わず拳握りしめて喧嘩体勢に入ってるよ…！
「あー！お兄ちゃんほら、お部屋！片付けてきてくれる！？まこのお布団敷けるように！ね！？」
健「……うん、そーだね！」
「うん、あの、お願いね！ごめんね！」
健「ぜんぜんいいよ〜！」
にこにこしながら部屋へ戻ってくお兄ちゃんを見送って思わずため息が溢れる。
「…ごめんね」
慎「いや、俺こそごめん。ついうっかりいつもAの部屋で寝てるんで大丈夫ですって言いそうになった…危ね〜…」
「それ言ってたらたぶんまこ殺されてたよ…」
慎「うん…俺もそう思うわ」
お兄ちゃんがいないときはわたしの部屋で寝てるなんてお兄ちゃんに知られたら……考えただけでゾッとする。それはまこも同じだったみたいで、二人で顔を見合わせて苦笑いをした。
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あや - 読ましてもらってますこれからもがんばってください！！！！！！！！！！！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 674af23c92 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 佐野慎さん» ありがとうございます！わたしもまことくん推しでついまことくん贔屓になるのでぜひまこ推しの方に読んでいただきたかったので嬉しいです、、！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 狼さん» ありがとうございます、、！これからも守られますよ〜〜！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - さくらさん» お返事遅くなりました、、ありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
佐野慎(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！まこっちゃあああん(推し)！！無事であってほしいです…！急なコメント失礼しました笑。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb52afa9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺこ | 作成日時：2019年8月31日 13時
