昔のこと ページ17
慎 side.
「……こ、まこっ!」
慎「え?ごめん、なに?」
「呼んでも返事しないから…どうしたの?」
慎「あー…ちょっと昔のこと思い出してた」
幼い頃から俺にとっての一番はAで、いつだって俺の世界はA中心に回ってきた気がする。心配そうに俺を見上げるAに微笑んで頭を撫でると安心したように笑った。
壱「北人、どう思う?」
北「なにが?」
壱「慎、あれで自分の気持ちに気付いてないんやで」
北「え!?あんっな独占欲剥き出しにしといて!?」
壱「すごいよなあ。日常から好きやって言ってるようなもんやのに」
北「あり得ない…あんな好き全開なのに…」
壱「さーてと、いつ気付くんかなあ。……お互いに」
少し離れたところで壱馬さんと北人さんがそんな会話してるなんて知らずに俺はAの手を握った。ぎゅっと握り返されるそれがすごく心地良い。
慎「今日Aの家でご飯食べよっかなあ」
「あ、いいね!お母さんに連絡しとく!」
壱「じゃあおーれもっ」
北「ずる!おれも!」
慎「は?ちょ、みんなくんの?」
「ふふ、みんな一緒の方が楽しいもんね!翔ちゃんといっくんにも連絡しよっと!」
嬉しそうに笑うA見てたらもうそれ以上何も言えなくて、鼻歌なんか歌いながらスマホを見つめるAをただただじっと見つめた。隣にいるのが当たり前すぎてこのときの俺はこの気持ちの正体に気づいてなかったし、知ろうともしてなかった。
ただこのまま隣にAがいて、みんなと一緒に居られる日々が続けばいいって、そう思ってた。
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あや - 読ましてもらってますこれからもがんばってください!!!!!!!!!!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: 674af23c92 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 佐野慎さん» ありがとうございます!わたしもまことくん推しでついまことくん贔屓になるのでぜひまこ推しの方に読んでいただきたかったので嬉しいです、、! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 狼さん» ありがとうございます、、!これからも守られますよ〜〜!! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - さくらさん» お返事遅くなりました、、ありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
佐野慎(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!!まこっちゃあああん(推し)!!無事であってほしいです…!急なコメント失礼しました笑。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb52afa9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺこ | 作成日時:2019年8月31日 13時