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朝の光が眩しくて目が覚めた。
ベッドサイドの時計に目を向ければ時刻は7時35分。
本当は7時には起きようと思ってたのに...と眠たい目を擦る。そして沖縄は朝日も桁違いに眩しくてびっくりする。昨日カーテンを閉めずに寝てしまった自分を責めたい。
右を向けばスヤスヤと寝息を立てる恵がいた。ずっと私を抱きしめながら寝てくれていたのだろう、私の体にはまだ恵の腕が回っていた。
とは言っても寝てしまっているので抱きしめているというよりは“乗っている“状態なのだが、なんか可愛いくてフフッと笑ってしまった。
そして、意外にも昨晩の事に対してあまり後悔は生まれていなかった。まだ寝ぼけているからかな。酔いが覚めた事で恥ずかしさは少し生まれたけれど...。
でも、これは忘れなきゃいけないこと。
無かった事にしなくちゃいけないこと。
そう決めたんだ。
少し寂しさはあるけれど、私はベッドから降りる為に恵を起こさないようにそっと体を起こす。「昨晩はありがとう」と心の中で言いながらお腹に乗っかっている恵の腕を退かした。
...てか、起こさないようにじゃなくて、もう起こさないと“いけない“時間なんだけど。...私がシャワー浴び終わってからでいいか。
そんなことを考えながらベッドから出ようとすれば、突然ぐいっと腕を引っ張られ思わず後ろに体勢を崩してしまった。
犯人は恵しかいないけど、一瞬戸惑ってしまう。
そしてそのまま後ろから恵に抱きしめられる形になってしまって、また昨晩のドキドキが私の中に舞い戻ってきた。...なんでよ、忘れようと思ってたのに。
『...恵？起きてたの』
「...ん」
私の首元に顔をうずめている恵。
昨晩は私がふざけてベタベタとくっついていたけど、こうして恵の方からくっつかれるとまた違うドキドキがあるんだな...なんて考えてしまう。
いやそんなこと考えてる場合じゃない。
『恵、シャワー行くから離して』
「....」
恵から離れようとまた体勢を直そうとするも、しっかり捕まってしまっていて動けない。伊達に呪術師やってないぞ、と力ずくで抜け出そうとするも恵もなかなかの力だ。そして無言でくっつかれているので困ってしまった。
...てか何、恵まだ酔っ払ってるの？
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pikaito00(プロフ) - シン宣の歌詞に釣られてみに来ました^_^ (2021年5月4日 7時) (
レス) id: 158c9172ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆんな(プロフ) - めっちゃ最高です。一番大好きな小説になりました。更新楽しみにしています。 (2021年4月30日 3時) (レス) id: 41833ceea4 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン食べた〜〜い(プロフ) - すごく最高です！楽しく読ませてもらってます！恵くん推しには堪らないです｡｡｡すごくきゅんきゅんしながら読んでます！これからも更新楽しみにしてます！ (2021年3月30日 4時) (レス) id: fbfb7b9b9e (このIDを非表示/違反報告)
うさぎあめ(プロフ) - りなさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(T_T)過去最高だなんて！本当に私には勿体ないお言葉すぎます...！でもそう言ってもらえて、私も更新するのが楽しみになります(T_T)！ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年3月29日 22時) (レス) id: 45c7681717 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - めちゃめちゃ最高です。今お気に入りにしているどの小説よりも過去最高レベルで好きです！更新が楽しみで楽しみで仕方ないです笑笑 これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年3月29日 14時) (レス) id: c3fe6adbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎあめ | 作成日時：2021年3月20日 7時
