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「ポートガス・D・エース…この男が今日ここで死ぬことの意味についてだ…」
「…死ぬ…意味………？」
閉じて頭を開け上を見上げるとセンゴクの話す姿が前スモーカーにも知らされていないことだったのか同じように見上げた
「スモーカーさん…これは……」
「いや…俺も知らねぇ……」
たしぎが不安そうな顔でスモーカーに言うなかザワザワとし始めた海兵たちも上を見上げていた
エースに問う父親の名前
見知らぬ島に、見知らぬ女の話
反響する声に眉を顰めながら聞いていた
「お前の父親は…！！海賊王、ゴールド・ロジャーだ……！！！」
怒ったように言うセンゴクの声にザワザワとしていた声が一気にどよめきへと変わり目を見開いた
「生きて…いたのか…っ！海賊王の血が…っ！！」
「ロジャーの息子だと…っ！？」
「………」
目を見開くスモーカーの裾を引っ張るがスモーカーも固まり後ろにいるたしぎに振り返った
「…生きて、いたから…なんなの……」
「…当時海賊王に関わったあらゆる人間が刑を受けた…いや、受けたはず…息子なんていないはずなんです……」
「生きていたら…ダメ、なの…？」
「…っ！！」
純粋なAのその質問に思わず息を呑み、Aの周りにいた海兵たちもざわついた
「…んなことも知らねぇのに海軍に…？ガキが」
「あいつ…海賊に加担してたらしいじゃねぇか……」
「じゃぁこいつも……っ！？」
「……っ！？」
スモーカーに隠れるように足元は下がると海兵たちもスモーカーの顔を見るなり言葉を止めた
伏し目で唇を噛んみしめ見上げた時、
地面から音が聞こえた
「…っ！くる……っ！！」
ザバァァァァァン………
海中から飛び出して来た大きな船
海軍船に匹敵するその大きな船がコーティングを剥がしながら3隻も浮いて来た
後方からもいくつもの海賊船がこのマリンフォード、海軍本部に入って来ていよいよはじまるんだと思わず喉が鳴る
スモーカーのジャケットを掴みながら入ってくる海賊船を見つめていると船から出て来た1人の大きな男
白い髭を生やし薙刀を思った男
「…っ、親父ィィィィ！！！！」
エースの悲痛な叫び声にハッとさせられ肩を揺らす
「あれが……海賊王……？」
「ちげぇな、あいつは四皇白ひげ……生ける伝説とも言われている」
「…四皇……伝説……」
白ひげと呼ばれた男が空気を叩くように拳をぶつけるとパリパリと割れる音が響くと同時に地面が大きく揺れ動いた
「はじまるぞ……！戦争が……っ！！」
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琥珀 - １８９の所のスモーカーの名前で一つだけ「ストーカー」になってますよ (11月17日 13時) (
レス) id: d10101ae22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2023年1月30日 13時
