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マリンフォード
スモーカーに手を引かれながら歩く久しい街並み
熱も下がりいつものポンチョを被りながらキョロキョロと歩いていた
「お前、初めてじゃねぇだろ」
「…うん、久しぶり……」
スモーカーの足並間に合わせるように少し小走りになっていることに気づき、抱き抱えるように手を伸ばした、が…
「………いい」
「……は？」
拒否をするように一歩下がるAに思わず固まった
「…ガキって…また、クザンに…笑われる……」
拗ねたように顔を隠しスモーカーの手を握り引っ張るように歩き始め上を見上げると本部の高い建物
「残念ながら青雉はいないわよ」
「…！？」
Aの背後から声をかけたヒナが声をかけ軽々と持ち上げ抱き上げた
「久しぶりね、怪我は治ったのかしら？心配したのよ?ヒナ、心配」
「ヒナ……っ！」
しがみつくようにヒナの首元へ腕を回すと出てもいない尻尾を張っているかのように嬉しそうにするA
スモーカーが睨みながらヒナを見ると勝ち誇ったような顔
「……ヒナ、てめぇ……」
「何よ、そんな怖い顔して。さ、本部に向かうわよ」
「お前アラバスタにあのままいるんじゃねぇのかよ」
「失礼ね、貴方達が心配できてあげたんでしょう？それよりAにちゃんと食べさせてあげてるの？軽すぎよ」
「腕の分が軽くなったんだろ」
「はぁ……ほんとデリカシーない」
歩きながら話すヒナとスモーカーの間にはバチバチと火花が散っているようで他の海兵が皆道を開けて行く
不思議そうに見ていたがはっと気づきヒナが抱える腕から降りた
「あ、ちょっと……」
ヒナとスモーカーの間に入り、ポケットに入れているスモーカーの手を引き出すとまた手を掴んだ
「……謹慎…だから……その…」
「……俺の勝ちだな」
「……ムカつくその顔。遺憾よ、ヒナ遺憾」
「でも、ヒナも……会えて嬉しい…」
「Aちゃんそこに美味しいバーガー屋さんがあるの。今度持って行くわね」
手のひらを返したように間新しい店先に指を指すと流石のスモーカーも冷や汗を流し呆れたため息を出していた
「スモーカーくん、このあと医療棟？それとも報告を先にするの？」
「報告が先だ。医療棟には連絡を入れているから後でもいいだろ」
本部の前の長い階段を一段一段登り見張りの海兵が挨拶してくる
大佐クラスが2人も並んで歩けば誰でも道を開けてきた
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琥珀 - １８９の所のスモーカーの名前で一つだけ「ストーカー」になってますよ (11月17日 13時) (
レス) id: d10101ae22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2023年1月30日 13時
