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「お母さん……」
生乾きの髪の毛
泣き腫れた目元
携帯を握りしめながら母の寝室へと行くと案の定母が寝る支度をしていた
「……どうしたの？」
察したように少し溜息をつきベットに座り隣に座るようにポンポンと叩いた
「あの……その……」
うまく言葉がまとまらず言われるがまま座ったがしたを俯いたまま
「あの……私……お母さんたちに隠してること…あって……」
「なぁに？」
優しく聞いてくれる母が抱きしめるかのように肩に腕を回した
「わ、私……今雄英で…働いてるの……」
「えっ…！？雄英！？あなたヒーローでもないのに……まさか……！」
「ち、違うの！！違う…ヒーローなんかじゃないの……私の個性があって…」
そうやってゆっくりと今までのとこについて話して言った
元々花屋をやっていたこと
度々個性を使っていたこと
敵に攫われたこと
敵にも一部のヒーロー達にも個性を知られたこと
驚きを隠せない母は驚いた顔で目を見開き度々驚きの声を出していた
「それで……」
「じゃぁ、あなたはどうしてここに帰ってきたの？」
「そ、それは……」
気まづそうにしながら携帯をぎゅっと握りしめ覚悟を決めたように顔を少しずつ上げた
「た、大切な人との約束を……破って…傷つけてしまったからなの……」
震えた声でそう言った
言えた
唇が、手が、足が小刻みに震えているのが自分でもわかっていた
「約束破って……怒られて…でもなんとかしたくて…でも出来なくて…っ……怖くなって……」
そう言うとまた涙が溢れ手で擦りながら服の裾から見えていた包帯が顕になった
「この傷も……その人の傷？」
そう聞くとコクコクと首を上下に振った
「私を傷つけたくないって……言ってくれて…っ…でもっ…！私は傷つくところを見たくなくて……っ…！」
そう言うとため息をついた母がその場を離れた
呆れられたかなと思うとまたじんわりと涙が出てきた
しばらくすると何やら持ってきてベットの上に広げ始めた
「え……」
そこにあったのは救急箱
「あなたの事だから何もしてないでしょ？その腕。ほらっ！早く出して！」
そう言いながらAの手を取り巻かれた包帯をするすると取っていった
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usagi(プロフ) - ユウさん» ユウさん！初めまして！いつも見ていただいてありがとうございます！毎日更新したいところですが亀更新ですみません(＞＜)ですが楽しみに待っていただいて本当に嬉しいです！今後とも読んでいただけると嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年8月13日 23時) (
レス) id: f1af8bd20b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - はじめまして！いつも楽しく拝見させてもらってます！この作品大好きで毎日更新すれてるかチェックしてるくらい好きです！笑また次も楽しみです！頑張ってください！ (2018年8月7日 19時) (レス) id: 74ed180ca2 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - メグミさん» メグミさん！はじめまして！読んでくださってありがとうございます(＞＜)完全妄想ワールド全開な気がしますが〜！嬉しいです！！これからも更新頑張っていきますので読んでいただけると嬉しいです！ (2018年5月25日 13時) (レス) id: f1af8bd20b (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - ジンさん» ジンさんはじめまして！なかなか更新出来ない中読んでくださってありがとうございます(＞＜)これからも更新頑張っていきますので読んでいただけると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年5月25日 13時) (レス) id: f1af8bd20b (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - この作品めちゃめちゃ面白いです！更新待ってます！頑張ってください！！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 98b5dd73cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2018年4月21日 8時
