金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

旅館にて ページ10

〈善逸side〉肌色注意

それから俺たちは一言も喋らずに旅館に着いた




A「お風呂、先いいよ」


「、、、失礼しまーす」




部屋付きの小さい温泉に浸かりながら考えてみる



善逸、お前は今どういう行動をすべきだ。

何か、何か計画を立てなければ、、、





一、Aちゃんに土下座をし、許して貰えるまで頭を地面に擦り付ける


二、Aちゃんを抱きしめ、愛の言葉を囁く


三、色んなものを買ってあげる、つまりお金で解決


四、何もしない。





いやいや、四は絶対ありえない。このままだと俺Aちゃん不足で倒れる。



三も嫌がるだろうなぁ、、、贈り物なんていらないって返されるかも



そもそも怒ってるかも分からないし、いや、怒ってはいるだろうけど、それ以上に違う音がするから、一もないな。



二に関してはなんだそれ。何故それをしようと思ったよ善逸。






だめじゃん、全部だめじゃん。

取り敢えずお風呂を上がろう、Aちゃんも入りたいだろうし。




「あがったよー」


A「ん」




残り時間はAちゃんがお風呂に入ってる時間だけ




お布団に寝転がり考えること30分





『がちゃ』





え、あがってきたじゃん。結局なんも思いつかなかったよ俺。




「えーっと、Aちゃ、、、」




取り敢えず声をかけようと上半身を起こそうとしたら




「Aサンッ！？ドドドドドウシタノッ！？」




俺に馬乗りになるAちゃん、そして




「Aちゃん、俺が悪かったから一旦おちつ、、、、んっ」




いきなり俺に口付けをしてくる




「んっ、、、ふぅっ、、、」


「(舌が口の中に、、、)」




苦しぃ、これどうやって息したらいいの、、、




「ぷはっ、、、はぁ、はぁ」


「いきなり何する、、、ってAちゃん！？」




Aちゃんの綺麗な瞳からはぼろぼろと大粒の涙が零れていた

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