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「そうだ伊之助、これ貰って!」
そう呼びかけて伊之助にハンカチを手渡す
伊之助「何だこの布切れ」
「ハンカチ!布切れじゃないもん!」
布切れだなんて言われたけど、ちゃんとしたハンカチですよ、、、
伊之助にあげたのはイノシシとどんぐりを刺繍を施した藍色のもの
、、、いらなかったかな?
伊之助の様子を伺ってみると、ハンカチをまじまじと見つめている
伊之助「これがその贈り物ってやつか、、、」
「そうだよ」
伊之助「っ、すげぇホワホワすんぞっ!!!」
「ホ、ホワホワ?」
ホワホワって何よ、でもなんか可愛いね伊之助
すると伊之助は目をキラキラと輝かせながら顔を上げて
伊之助「よしA、手伝え!しのぶをホワホワさせんぞ!」
鼻をふんすっ、と鳴らしてそう言った
「うんうん!それじゃあまず、贈るものを考えないとね、、、」
.
.
カナヲ「、、、」
伊之助「、、、」
「、、、」
あれから十分、様々な贈り物案を出して見たけれど、どれもしっくり来ない。
「しのぶさんって、何が好きなんだろう、、、」
カナヲ「そう言えば私、師範のことあまり知らない」
伊之助「ツヤツヤどんぐりはどうだ?」
「どんぐり単体はね、、、特別感がないかなぁ」
カナヲ「私は刺繍、上手に出来ないし」
ううううん、、、
伊之助「善壱のヤツはAにいつも何かやってんだろ?何貰ってんだ?」
「あー、そうだなぁ」
善逸くんは任務から帰ってくる時、お土産!と言っていつも何かしら私に贈り物をしてくれる
「お菓子が多いかな、、、一番嬉しかったのは、この髪紐。これをつけていたら、いつも善逸くんのこと思っていられるから」
髪紐にそっと触れながら二人に話す
これは私の、とても大切なもの。
カナヲ「それ、いいかも」
「え、お菓子?」
カナヲ「ううん、髪紐みたいに、身に付けるものを贈りたいなと思って」
確かに、身に付けるものだと、付けてくれた時贈った側も嬉しいしね!
と、伊之助が何か思い出したように、自分の腕を見ながら言った
伊之助「この前、街で腕に紐つけてる女を見たぞ」
「
カナヲ「それがいい!」
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くまくまちゃん(プロフ) - うああっ!続編~!!! (2020年5月1日 15時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - くまくまちゃんさん» 返信する前にいいい、続編が出来てしまったあああっ!申し訳ないですううう!そして、いつもコメントありがとうございますううう! (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - kumasukecomさん» コメントありがとうございます!善逸くんかっこいいですよね、、、もう最高。これからもかっこいい善逸くんが書けるように頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» 返信遅れてすいませんんん!ちなみに文才分けたい気持ちは山々ですけどまず持ち合わせていないのでごめんなさい() (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - うさぎ@いちごみるくさん» なんでもお姉さんに頼んでいいよ…(なんでもするとは言ってない)なんでもしても良いかもしれないけど文才分けてください。 (2020年4月20日 2時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎ@いちごみるく | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0aec1da87716/
作成日時:2020年3月29日 23時