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「善逸くん。」
善逸「えへへー、知ってたぁ!!」
明彦「貴様っ、、、!」
そしてずいっと顔を近づけて来たかと思ったら
ちゅっと音を立てて私に口付けを落とす
善逸「ふふ、顔真っ赤ー!」
「ちょっと、善逸くん、、、!///」
明彦「っ!」
善逸「ということでもうAちゃんに近づかないでよね!さ、行こう!」
私を抱えて全速力で走り出す善逸くん
明彦さんも追いかけてくるがさすがは鬼殺隊、人一人抱えていても一般の人より速いわけで、どんどん距離をとる
「善逸くん、どうしてここに!?」
善逸「Aちゃんの声が聞こえたから」
「なわけないでしょ!ちゃんと答えて!」
善逸「痛いっ!ほっぺつままないで!?あっ、いひゃいからぁ!許へてくらひゃい!!!」
酷いよAちゃん、、、とほろほろと泣く善逸くん
善逸「炭治郎としのぶさんが手伝ってくれたんだ。」
「どういうこと、?」
善逸くんの説明によると
私が居なくなって二週間後、つまり私が明彦さんと会う一日前に隠の後藤さんが私の情報を持ってきてくれたそう
そして私が結婚することを知って、何とか助けたいと皆で色々な案を練ってくれたみたいで。
炭治郎としのぶさんの人脈でお祖母様と接触を図り、皆で説得してくれたらしい。
それが私が善逸くんに攫われた夜
お祖母様は貿易の達人でお金の回り敏感だから明彦さん家がもうすぐ堕ちるのも気づいていた
けれども現月影家当主は叔母様。だから口出しはしないと決めていたらしい
だけど炭治郎たちの話を聞いて孫のためならと一肌脱いでくれたんだって
「なんか、沢山の人に迷惑かけちゃった、、」
善逸「皆Aちゃんのことが大好きなんだよ、だからこのままじゃいけないって、どうにかして助け出そうとした。あ、もちろん俺が1番好きだけどねー!」
「ふふ、ありがとう。本当にありがとう」
善逸「いえいえ!」
「もう絶対離れたりしない。私はずっと善逸くんと一緒にいたい」
善逸「俺もだよ、ずっと一緒にいてね!」
「うんっ!」
我儘でもなんでも言ってやる。
善逸くんとだけは絶対に離れない。
そう誓った今日でした。
〈月影家 完〉
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くまくまちゃん(プロフ) - うああっ!続編~!!! (2020年5月1日 15時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - くまくまちゃんさん» 返信する前にいいい、続編が出来てしまったあああっ!申し訳ないですううう!そして、いつもコメントありがとうございますううう! (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - kumasukecomさん» コメントありがとうございます!善逸くんかっこいいですよね、、、もう最高。これからもかっこいい善逸くんが書けるように頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ@いちごみるく(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» 返信遅れてすいませんんん!ちなみに文才分けたい気持ちは山々ですけどまず持ち合わせていないのでごめんなさい() (2020年5月1日 10時) (レス) id: b247d445f4 (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - うさぎ@いちごみるくさん» なんでもお姉さんに頼んでいいよ…(なんでもするとは言ってない)なんでもしても良いかもしれないけど文才分けてください。 (2020年4月20日 2時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎ@いちごみるく | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0aec1da87716/
作成日時:2020年3月29日 23時