金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

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義父「、、、うちの愚息の失態で、、、新しく始めた事業が上手くいかず、、、」




お義父さまは顔を歪めて俯いた




叔母「っ！！！」




お祖母様が大丈夫って言ったのはこれが分かっていたから、、、？




義父「そこでご相談が、」




と、叔母様がその言葉を遮り、話す




叔母「あらぁ、こちらからもご相談がありまして。Aとの縁談は無かったことにしませんか？」



義父「ど、どういうことですか！」



叔母「そのままの意味ですよ。」



義父「ﾁｯ、、、裏切ったな、、、」



叔母「今の件は関係ありませんわ。Aには想い人がいるのです。可愛い姪のためです、この縁談を取り消しましょう」




と、叔母様は微笑みながら言う


虫がいい話だね本当に。


さっき私のほっぺた思いっきり叩いたの誰だよ




叔母「それではもう貴女方と関わることはありません。これからもお互い、頑張りましょうね」




叔母様はそくさくと部屋を出ていってしまった




母「さ、私達もおいとましましょ」

母「短い間でしたが、お世話になりました」




母上に続いて礼をして部屋を出る




「母上、これどういうことなの！」



母「さあ、ね。きっと神様がAの願いを叶えて下さったのよ！」





お祖母様が何かしてくださったのかな？

それとも母上、、、？


何が起きたかはよく分からないけどつまり私は結婚しなくていい、って事だよね？

善逸くんとの幸せな日々をまた過ごすことが出来る、、、！！！





母「A、我慢しなきゃいけない時も勿論あるけれどね、貴方が幸せを手放してまですることは無いわ」





母上は優しく優しく私の頭を撫でてくれた





母「さっ、行かなきゃいけないところがあるでしょ？早く荷物をまとめて行ってきなさいな」



「っうん！ありがとう、ありがとう！私は善逸くんのところに帰る！」



母「ええ、今度家にも連れてきてね？早く会いたいわ」






明彦さんのことも叔母様のこともイライラするし、これからのことも不安だけど、それでも早く会いたい、善逸くんに会いたい！







私は急いで荷物をまとめ月影家本家から飛び出した

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