金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

＊ ページ37

「おはようございます母上」


母「おはようA、よく眠れた？」


「うん、、、」




嘘、全然寝れなかった


一晩考えてみたけど、やっぱり言ってもいいのかな？


私の我儘で家族みんなが辛い思いをするかもしれないのに、、、




と、母上が私の顔を覗きながら言う




母「ねぇA？悩み事、あるんでしょう？私に話してみて」



「っ！！！」



「なんで分かっちゃうかなぁ」



母「だって私はAのお母さんだもの！」



「そっかぁ、そうだね」



母「A」



「なに？」



母「子供が生きたいように生きるのを助けるのが親の仕事なの、だから安心して甘えていいのよ？」





本当に全部ばればれだ


私が本当は善逸くんと添い遂げたいことも分かってるんだ


未来がどうであれ、この気持ちは絶対話したい！


覚悟は決めた。


母上 父上 兄上 姉上 陽萌、私の我儘を許してください





「母上、私はやっぱり善逸くんと添い遂げたい！」


？「よく言ったわ」


「お、お祖母様！？！？」





意を決して母上に気持ちを告げると

前月影家当主のお祖母様が私の後ろに立っていた

(月影家は代々女当主だよ！)





「どうしてお祖母様が！」



母「お母様、今日は来ていただきありがとうございます」



「どういうこと！？」



祖母「ふふふ、小さいことは気になさんな！さぁ、Aの気持ちがしれたからね、ここからはお祖母様に任せなんせ」



「もう母上！」



母「驚かせちゃったかしら？ごめんなさいねぇ」





うふふっと茶目っ気たっぷりに目配せしてくる母は本当に四児の母ですか？

ってそんなことはどうでもよくて。




するとお祖母様は妖艶な笑みを浮かべて私の頬を優しく手で包んでくれる





祖母「いいかい？A、今日明彦さんと会ったらね、自分の言いたいことを言うのよ？」



「でもそんな事したら月影家が、、、そして叔母様に怒られてしまいます」



祖母「大丈夫よ、お祖母様が断言するわ」



「？？？」






これはどういう風の吹き回しなの

でも、お祖母様は判断を間違えたりしない、お祖母様が大丈夫って言ったら絶対大丈夫なのを、私もよく知ってる

善逸くん、勇気をください。

私頑張って伝えてみるよ




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最近更新出来なくて申し訳ないです、、、

来週の火曜日から休校なのでまたペース上がります！

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