金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

＊ ページ36

善逸「Aちゃんは、どうしたいの？」


「私、私は、、、」







そんなのもうとっくに決まってる。








「善逸くんと一緒にいたい」





善逸「そっか、そっかぁ」



善逸くんは目に大粒の涙を溜めてこちらを向いた



善逸「Aちゃんの気持ちが知れてよかった」



そして私の手を取り自分の頬に当てて続ける



善逸「俺がもっと強かったら、、、柱だったら何とか出来たんだろうけど、、、ごめんね」



「謝らないでよ。私も母上にやっぱり話してみるね、どうなるかは分からないけど」




でも母上にもどうすることも出来ない問題なのは重々承知している


もしかしたら今日が善逸くんと会える最後の日なのかもしれないなぁ





善逸「ねぇ、ちゅー、していい？」



「いいよ」





音で考えてることばれちゃったかな、？



私たちはお互い忘れないように何度も何度も唇を合わせた





「んっ、、、もう帰らなきゃ」


善逸「そうだね」





名残惜しそうな善逸くんの口にもう一回口付けを落とす





善逸「Aちゃん」


「なに？」


善逸「髪の毛。」





そう言われ結んでいるところを触ると髪紐が結ってあった





善逸「一生大切にするって言ってくれたじゃん、置いてかないでよ」



「っ、ありがとう」



善逸「じゃあ、またね」



「、、、元気で」







直接伝えたい、なんて言ったけど


やっぱり会わなければよかった


だって善逸くんを一目見るだけでこんなにも苦しいんだもん。


そしてこんなに幸せなんだもん。








明日、母上に相談してみよう

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