金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

恋仲限定！ ページ19

「善逸くん！今すぐ甘味処に行こう！」




訓練場にいる彼の元へ走りそう伝える




善逸「Aちゃんとならどこでも行くよっ！
、、、でも急にどうしたの？」




「それがね！！！なんとなんと！」



ハナ「本日限リ！！街ノ甘味処ニテ、恋仲限定全品二割引祭開催中！！！マタ、恋仲限定甘味モゴ用意シテイマス！！！」




「だそうです！」





今日、恋仲である二人で甘味処に行くと、どれでも二割引になるんだって

そしてその人たちだけが頼める限定甘味も！

私も善逸くんも甘いもの大好きだし、これは行くしかないよねぇ！





善逸「ええええっ！凄いじゃん！これに行きたいのね？行く行く！すぐ準備するね！」



うこぎ「チュン！チュン！」



善逸「チュン太郎、お前も楽しみなんだな！もちろん連れて行ってやるからなぁ！」



「あれ、うこぎちゃん足に手紙かなんか括ってるよ」



善逸「誰からだろう、、、？」





うこぎちゃんの足から手紙を取り、二人で確認してみる





善逸「えぇっと、我妻善逸、北北西の町で鬼の目撃情報有り、急いで向かえ、、、」



「あー、つまり」



善逸「ごめんねぇぇぇぇえええ！！！」




物凄い勢いで善逸くんが謝ってくる


私も鬼殺隊なんだから、緊急の指令が入ることも分かってるよ。

だからそんなに気にしないでいいのに





善逸「なんで今日指令が入るんだよ！空気読めねぇのかよこいつ！あぁああああもう、本当だったら今からAちゃんと楽しく甘味処逢引きだったのになっ！？許せねぇ、、、」



「まぁまぁまぁ、甘味処はいつでも行けるしね？だから大丈夫だよ！頑張ってきて！」



善逸「でも今日の二割引祭には行けないじゃない」



「それは少し惜しいけどね、しょうがないさ」





うん、しょうがないしょうがない！

任務の方が何十倍も大事だから！



、、、と自分に言い聞かせる

そりゃあ本心は善逸くんと行きたかったですよ。

安いしね？限定甘味も気になるしね？

最近逢引き出来てないしね？





善逸「Aちゃん、今度別の機会に一緒に甘味処行こうね？」



「勿論だよ！また美味しい処教えてね？」



善逸「うんわかった！じゃあ任務行くかぁ、、、」



「気をつけてね、行ってらっしゃい」









.







.
善逸くんを送り出して訓練場に戻る


しのぶ「あら、Aさん、ちょうどいい所に！」


「はい？」


しのぶ「街に買い出しに行って欲しいのですが、頼まれてもらえますか？」

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