金髪くんが好きなんです！！！【我妻善逸】

＊ ページ34

一日前


〈善逸side〉


「後藤さん、教えてください！Aちゃんが今何処にいるのかを！」


後藤「ああ。Aちゃんは今、月影家本家にいる」




月影家本家、、、




「、、、それどこですか」



後藤「知らねぇのかよ！？」





後藤さんが言うにはめちゃくちゃ大きい御屋敷らしくて、Aちゃんの出身に吃驚だよ





後藤「そんなお嬢がどうして鬼殺隊やってるんだろうな？金持ちなのに一家代々鬼殺隊っておかしな話だぜ？」





思い返したらAちゃんのお家のこと、俺全然知らないじゃん！

俺、結婚認めてもらえんの、、、？

孤児ですけども。大丈夫？





炭治郎「善逸が今何を考えているかだいたい分かるがそれよりも先にAの結婚の話をどうにかしないとな」



「そうだ！Aちゃんが結婚するって、誰なんだ相手は！！！ちょっくら頸斬ってくるわ、、、」




炭治郎「物騒なことはやめろ！相手は人間だ、鬼じゃない」



しのぶ「でも私たちからAさんをとるだなんて許せませんよねぇ？どうです、毒.殺だったらさくっといけちゃいますよ？」



カナヲ「師範、お手伝いさせていただきます」



伊之助「んなめんどくさい事しなくても家に乗り込めばいいだろうがよ」





乗り込む、家に、、、？





「それだ！！！！」






「「「「「「え？」」」」」」







「攫いに行こう、Aちゃんを！そしてAちゃんの口からちゃんと聞くんだ！これからどうしたいのか」




後藤「おまっ、それ本当に言ってんのか！？
まあお前たちの身体能力なら攫うこと自体は簡単だろうがな、その後どうすんだよ！」




「それはAちゃんに任せるよ。家の事情とか全然分かんない俺が口出していい問題じゃないんだと思うから、Aちゃんがどうしたいか、全部それ次第」




炭治郎「善逸、、、」




「ってかっこつけたけどAちゃんと結婚したいよぉぉおおおおお！！！誰か他の人となんてだめだだめだぁぁっ！！うわああああんッ早く帰ってきてぇぇえええ！」




アオイ「耳ちぎれるっ、、、」




伊之助「やっぱ気持ち悪ぃ奴だぜ」




「おい伊之助ぇ！聞こえてるぞ！！！」




炭治郎「こら、善逸！伊之助！やめるんだ！！！」




A『ふふふっ、元気だねぇ』







ああ、久しぶりに感じたな、この暖かい空気


でもAちゃんだけがいないんだ


寂しいよ、みんなも会いたがってるよ


Aちゃん、一晩だけ俺に時間をください。

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