金髪くんが好きなんです！【我妻善逸】 (ページ21)

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善逸くんを見つけた私は目を疑った。

彼が強いのは気配で何となくわかっていた、わかっていたけど、、、

あの身のこなし、例えば空中で体を捻って毒攻撃を避けるとか、いつもの善逸くんからは想像できないような可憐な姿

か、かっこいい、、、っ！！

助太刀しようと駆けつけたが、私なんていなくても大丈夫、むしろ邪魔になりそう。

善逸「雷の呼吸壱ノ型霹靂一閃 6連」

彼の言葉が聞こえたと思ったら既に鬼の頸は飛んでいて、月をバックに空に浮いている善逸くんは言葉を失う程綺麗で、かっこよかった。

って、落ちる！！

急いで善逸くんを受け止め姫抱きし、家の上に着地する

「善逸くん、お疲れ様、、、善逸くん？聞こえる？善逸くん、、、っ！」

これは、、、毒、？

善逸くんの体はもう殆ど毒に蝕まれていた

善逸「、、、A、ちゃん、？」

「そうだよ、守れなくてごめんね、、、ねぇ死なないで、生きて、、生きて帰れたら、なんでもお願い聞くから、美味しいものも食べさしてあげるし、だから諦めないで、、、」

.

.
〈善逸side〉

夢を見るんだ

幸せな夢なんだ

俺は強くて

誰よりも強くて

弱い人や困っている人を助けてあげられる、いつでも

じいちゃんの教えてくれたこと

俺にかけた時間は

無駄じゃないんだ

じいちゃんのおかげで強くなった俺が

たくさん、、、人の役に立つ、、、夢

でも、、、もう、、、駄目だ、、、

A「ん、、くん、、善逸くんっ、、、」

、、、Aちゃん、、、

じいちゃん「諦めるな！！！」

、、、じいちゃん、、、

諦めるな、呼吸を使って少しでも毒の巡りを遅らせる。

痛くても苦しくても楽な方へ逃げるな。じいちゃんにぶっ叩かれる、、、

そうだ、炭治郎にも怒られるぞ、、、

Aちゃんだって、ここにいて俺を応援してくれているんだ