気まぐれウツボとネコザメちゃん (ページ25)

今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:2,495 hit

19匹ページ25

ユウちゃんの胸で誇らしげに輝く魔法石。
私が着けた時はそんな感じには見えなかった。

『とても似合ってる。貰ってくれて本当にありがとう…』
監「こんなに素敵なプレゼント生まれて初めてです大事にしますね」

『さて！お風呂はこっちよ』

バスルームに案内し
『ここにある入浴材どれでも好きなの使ってヴィル先輩から貰ったもので全部私のお気に入りなの』

監「可愛いバスボムですね！いい匂いっ！」
『そうでしょー！』
監「このラベンダーのでもいいですか？」
『お目が高いわね！1番のオススメよ！私は後で入るからゆっくりしてらっしゃい！』
監「あ、ありがとうございます！」
『グリムちゃんもよんできましょうか？』
監「逃げると思うので……」
『あら……分かったわ！ゆっくりしてらっしゃい』

静かにドアを閉めてグリムちゃんがいるダイニングスペースへ向かう

『待たせちゃってごめんなさい』
グ「俺様は寛大だから許してやるんだゾ！それより子分はどこに行ったンだ？」
『ユウちゃんならお風呂よグリムちゃんも行く？』
グ「いやだ！」
『あらあら、ならブラッシングさせて頂戴な』
グ「ぐぬぬぬ……仕方ないんだゾ……」
『ふふ、ありがとう』

サッサっとグリムちゃんの毛を解いているといつの間にか足の上で眠ってしまっているグリムちゃん。

そっとフカフカのクッションの上にうつして、分厚めのブランケットをかける
ハーブティーに入れ直して、一息ついているとユウちゃんがお風呂から上がってきた。

『おかえりなさい』

ペンを1振りしてユウちゃんの髪を乾かすととても喜んでくれた。

『ユウちゃんも飲む？』
監「頂きます」
同じハーブティーを渡すとちょっと顔をしかめるユウちゃんに蜂蜜を渡した。
少し談笑してから、私もお風呂に入った。
ラベンダーのいい香りがとても落ち着く。

お風呂を出るとユウちゃんは眠たそうに起きていたので、声をかけてベッドルームに移った。

グリムちゃんもそのままうつして、ベッドの近くに置く。
ユウちゃんは相当疲れていたのかベッドに入って直ぐに眠ってしまった。

フロイドが居なくても今日は寝れそう……
ベッドに入って目を閉じる。

明日からはきっともっと楽しくなりそう……
このまま何事もなく楽しく過ごせればそれでいい。

いつもより暖かいベッドのお陰ですぐに眠りにつくことができた。