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18匹 ページ24

ユウちゃんは1度寮に戻ってからこっちに来ると言っていたので、フロイドにユウちゃんの送り迎えを頼んだ。

フロイドとユウちゃんがオンボロ寮に行っている間にバスタブにお湯をはって入浴材をあるだけ出して並べた。

クローゼットから制服のスカートと、あまり着ていない服や小物を出す。
因みに着けていた魔法石のアクセサリーは箱に入れてある。
ユウちゃんが気に入ってくれればそのまま譲る予定
アズールにバレたら対価を〜とか煩そうね……

フ「フロイド宅配でぇーす」
『ありがとう!フロイド!はい、今月号のシューズ雑誌』
フ「いいえ〜わ、俺好きなブランドの特集じゃーん!ありがとぉ!」
『ふふ、おやすみなさーい サッ!入って入って!』
監「お邪魔します!」
グ「ふなぁ〜!綺麗な部屋なんだゾ!」
『あら、式典の時の猫ちゃんね!散らかさなかったら好きに使ってくれていいわよ』
グ「俺は猫じゃないんだゾ!グリム様だ!!」
『あら、素敵なお名前ね』
監「すみません。グリムまで」
『いいのよぉ寛いでいって頂戴!あ、でもその前にユウちゃんはコッチにきて!グリムちゃんは来ちゃダメよー』

ユウちゃんの背中を押してベッドルームに連れていく

『これ、制服のスカート、あとは私の着てない服とか色々、気に入ったのがあったら貰ってくれると有難いわ』
監「わぁ……!!え!?どれも可愛いですね……!」
『ふふ、お下がりで申し訳ないけどね……こんど一緒にお買い物にでも行きましょ?』
監「はい!是非!!」

迷うなぁと目をキラキラさせて、服を見るユウちゃんとても良い子で妹がいたらこんな感覚なのかしら…

『迷うなら全部貰って?』
監「え!?ぇえでも……!こんなに沢山頂けませんっ!」
『えぇ?そうなの……?私も着ないし、クローゼットも無限じゃないから困ったわ…』
監「う……ぅう……い、頂きます!」
『ふふ、そう言って貰えると有難いわ!!あと、貴方にもう1つ渡したい物があるの 今日つけていたブローチなんだけど…あなたの方が似合うと思うの』

魔法石のアクセサリーを入れた箱の蓋を開けてユウちゃんに見せる

監「綺麗……」
『手作りなの、でもちゃんとした物よ。真ん中の石は魔法石を使ってるわ他の人の魔法が飛んできた時に守ってくれる。服じゃなくても帽子なんかにも付けれるわ』
監「頂きます!先輩のように様にならないかもしれませんが…」
『そんなことないわ、とても似合ってる』
ユウちゃんの胸元にそっとつけて鏡を見せる

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作者名: | 作成日時:2022年9月8日 18時

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