喧嘩寸前 ページ22
「駄目に決まってる」
アフロディは腕を組んで俺に一喝した
・
「私もアフロディに同感だな、そんな作戦危険過ぎる」
「そうだよ、神城魅波達にサッカー勝負を挑むなんて!!
いくらなんでも無茶だよ!」
あの円堂や天馬達にサッカー勝負を持ち掛ける。
これが考え出した最後の作戦だ。
『こうでもしない限り、向こうは取り合ってもらえない。
俺達が勝ったらペンダントを返してもらう、これで行こうよ』
「そんなのは絶対に断られるだけだ」
『断れば学校破壊するとか言っとけば良いじゃん!!』
「お前はエイリア学園か!!」
風介が即座に言い返してくる。元エイリアの人に言われたくないわー
「というか、Aはその体で戦うつもりかい?」
『…じゃあ何か方法あるの!?元々アフロディの物でしょ!!』
アフロディの言葉にイラつき、喉の痛みも気にせずに声を荒げる
自分が早くペンダントを取り返す為に判断した行動に呆れを見せる彼を睨みつけた。その長髪をおかっぱにしてやりたい
「試合をする前にメンバーが足りない。しかも君は体が蝕まれているんだ。体を動かして病魔の進行を早める気かい?」
『そんなつもりは…』
「試合中に倒れでもしたらどうする、そんな事になったら確実にAは足を引っ張る。負けは確定だね」
『な……!』
冷たい現実を突きつけられる。
アフロディは真顔から鋭い目つきになり、こっちも言い返せなくなった。
何だか怖くなり、のそのそと逃れるように布団を被って縮こまる。
「さっきから聞いてれば、そんな言い方無いんじゃねーの?」
口を開いたのはさっきから言葉を発してなかった晴矢
「俺らしく無い事言うけど…AはAなりに頑張ってくれたんだ、その思いを無駄にする気かよ!!」
「じゃあ晴矢…Aが試合中に倒れても構わないって言うのかい?」
「ちげぇよ!!!だから、その負担を減らす為に俺達がカバーすれば良いじゃねーか!!」
「カバーしきれると本当に思ってるの?」
「してやるさ!!!」
「…はぁ…軽々と言ってる時点で無理だね」
「…この野郎…ッ!!」
不穏な空気の中、晴矢が目を伏せているアフロディに掴みかかろうとする。咄嗟の事で俺は晴矢の腕を掴んで阻止した。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽよ - 初めてハマった夢小説がたと嫌でした！恵美さん今どこで活動してるのか気になります。。お元気でいてくれてら嬉しいです！ (12月18日 22時) (
レス) @page1 id: fc77af10fa (このIDを非表示/違反報告)
にかお - この小説めっっっっちゃ懐かしい…もう更新はされない感じですか？？ (2023年2月25日 9時) (レス) id: dd7da01f9b (このIDを非表示/違反報告)
にゃふ(プロフ) - 続き楽しみです！更新頑張ってください! (2021年2月12日 7時) (レス) id: 2c9f18fc80 (このIDを非表示/違反報告)
なづき - もうこのメンバー最っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ高ですね！更新が待ち遠しいです！！！！ (2020年9月2日 1時) (レス) id: 9a76fbbe31 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇさん(プロフ) - 懐かしいなぁたと嫌。この作品がまだ現役で更新されてたころハマって、今でも数年おきに読み返しています。この作品があったお陰で自分は今でもイナイレ円堂天馬時代ファン…。自分が代わりに更新したいけど恵美さんほどのセンスがない。また更新されないかなぁ (2020年3月6日 21時) (レス) id: 9dccd00999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵美 | 作成日時：2013年10月18日 20時
