ウ サ ギ のふりした オ オ カ ミ くん

ウサギ ？ オオカミ ？ -５ ページ5

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「ジョングクくん、 わたしもう出るね。

鍵ここにあるから … 」









「Aさん 待って 。

僕も一緒に出ます 。」





靴下を履きながら

わたしを追って玄関に向かってくる

ジョングクくん 。






本当何しても絵になるなぁ 〜







「Aさん、職場どこなんですか ？ 」






「ジョングクくんの大学の近く」






「本当ですか ？！



やばい … 嬉しいかも … 」






「ん ？ なんか言った？ 」









さっきから

ジョングクくんに注がれる視線がすごい 。






ついでに

隣の女誰だよ感がすごい 。汗









「いや ！ 何も ！ 時間同じなんで

これから毎日一緒に家出ましょう ！ 」






………… え？





「ま 、 毎日 ？！ 」





「あ 、 嫌ですか？

嫌なら全然大丈夫です ！ 」







もう。

そんな顔されたら断れないでしょ！！









「全然 ！！そんなことないよ ！！ 」




そう言うと


眩しいくらいニコニコするジョングクくん。








これから毎朝

女の嫉妬に満ち溢れた視線に晒されるのか …





私大丈夫？ 生きていける？









…… 自分はジョングクくんの姉 。



そう思って生きていこう 。
(顔似てないけど)



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