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ウサギ ? オオカミ ? -14 ページ14






「けどさ 、ジョングクくんって

本当にしっかりしてるよね 。」






「わたしよりも年上なんじゃないかって

思うくらい頼りになる !

おまけに優しいし !」







ジョングクくんの

自信なさげな顔をどうにかしたくて

とっさに口から出てきた

これは嘘とかじゃなくて 、 本心 。








「本当 … ですか ? 」








くりくりした目をわたしに向ける 。


出た 、 上目遣い 。


それ反則 !!!!






「う 、 うん 。本当本当 ! 」






うつむき気味だった顔を少し上げて

照れたように笑ったかと思えば







「嘘でも嬉しいです 。笑

ありがとうございます 。笑 」






左の口角が少し上がって

意地悪そうに微笑む 。







「嘘じゃないのに ! ! ! 」




「ふふ っ 。 ごめんなさい 。笑

なんか 、 恥ずかしくて 。笑

僕、 きっとAさんが思ってるほど

優しくないししっかりもしてないですよ 。」









またまたぁ 〜 !

わたしの知ってるジョングクくんは

完璧だよ ?








「てか 、 ジョングクくん

絶対モテるでしょ ?

わたしが同い年だったら

絶対好きになっちゃってるタイプ ! 」





「けど 、 ジョングクくんの周りには

可愛い女の子がたくさんいてさ

みーんなジョングクくんが好きだから

わたしみたいな凡人は相手にもならなくて

一方的な片想いで終わるやつね 。 笑 」







想像つきすぎてツラいわ ー 。




なんてヘラヘラしてると 、

急に目を伏せ、 短いため息をつく彼 。








「同い年 、 だったら 、ですか … 」







… え?





「僕 、 別にそんなにモテませんよ 。

正直 、周りの 、 学校の女子とか

興味ないですし 。」







わたし変なこと言った ?

なんでそんな不機嫌なの ?






… あ 、そっか





「ご 、 ごめん 。

そうだよね 、勝手に決めつけてごめんね 。」







わかった 。

ジョングクくんは今までわたしを

女として見てなかったんだ 。




そう思えば

なぜあの日手を繋いだのか 、 納得がいく 。





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gkokkkk(プロフ) - 待ってました。こう言う最高な作品!更新お待ちしてます!! (2018年9月8日 23時) (レス) id: a429a75a33 (このIDを非表示/違反報告)
まなつ(プロフ) - ジョングク最高かよおいーー!!更新待ってます!ふぁいてぃんです! (2018年2月10日 0時) (レス) id: 43c4d03b73 (このIDを非表示/違反報告)
MAICIMU☆ - やばいっ/////グクがカッコよすぎて(〃ノωノ) お姫様抱っことかまじでしねる。( ˙-˙ ) 更新楽しみです!ファイティン(*^^*) (2018年1月30日 20時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
♪( ´θ`)ノ - 更新楽しみにしてます(癶ε癶о) (2017年10月7日 10時) (レス) id: c5e529ff15 (このIDを非表示/違反報告)
army - グクにお姫様抱っこされたい〜!カッコいい〜!更新頑張ってください、ファイティン! (2017年8月29日 10時) (携帯から) (レス) id: 3a0d3f61ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆん | 作成日時:2017年6月28日 0時

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