◇ ページ1
.
春が終わり、夏になりかけてて少し暑い。
髪結んでくれば良かったなぁ
私はそんなことを考えながら今日から転校する神山高校へと向かっていた。本当は学校なんて面倒くさいし、色々規則があって自由じゃないから正直行きたくない。けどそんなことも言ってられない。
そんなことをぼーっと考えていたらいつの間にか学校についていた。校内に入ったら少し暑さがマシになった。
そういえば職員室に寄るように言われてたんだっけ
面倒くさい…
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
なんだかんだあって今私は教室の前にいる。
教室からはざわざわと喋っている声がたくさん聞こえていてその声が私の緊張を高めていく。
まぁ、こんなことでそんな緊張しないんだけどね
あ、もう教室入らないといけない
「入ってきなさい」
「初めまして、今日から神山高校に転校して来ました。
まぁさすが私ってところかな?
クラスの人達からのパチパチという拍手の音を少し聞きながら私は頭を上げた。
「えーじゃあ神宮寺の席は…天馬の横の席だ」
天馬サンって誰?
あぁ、あの金髪の彼か
「分かりました。」
そこから私の不思議な高校生活が始まった。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:洩矢うさ子 | 作成日時:2023年5月14日 23時