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駿佑『 あのさ 、』









『 ん ? 、』









しゅんにいが急に足を止めるから

わたしの足も自然と止まる 。









駿佑『 今までずっと 妹みたいな
存在で 可愛がってたし いて当たり前って
思ってたんやけどさ 、』









『 ふえ 、なに急に · · · 』









駿佑『 いや 、うん なんつーか
最近はそういうんちゃうくて · · ·
あーー!上手く言えへん! 』









なんて髪をぐしゃっとするしゅんにい

思わず笑みがこぼれる 。









『 そうじゃなくて なに ?、 』








と しゅんにいに近付いて
顔を覗き込むようにする









駿佑『 近いわ離れろ! 』









『 わたしも思ってること
話していい ? 』








『 しゅんにいは 、いつも優しいけど
時々意地悪なの 。小中の頃は良くからかわれて
泣いてたっけ笑 でも他の子がわたしにちょっかい
出してると、 こいつからかっていいのは俺だけ
やからって。ずーっと妹って思われるのが
嫌だった 。辛かった 。わたしはこんなにも · · · 』









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.









『『 · · · 好き 。 』』









わたしと しゅんにいの声が

ハモった時 。お互いに顔を上げて

目が合った









『 えっ · · · あ 、』









駿佑『 俺からちゃんと言わせて? 、

A 好きやで 。好きやから 、ずっと
俺の隣に居て欲しい 。』









『 そんなの 、さ 。

当たり前に決まってるじゃん 。』









わたしはしゅんにいに抱き着いた 。


ぎゅうって今まで出来なかった分 。

強く 。






暫く抱き着いていた









駿佑『 A? 顔上げて ?』









しゅんにいの腰に腕を
回したまま顔を上げると


近付く唇 。






これってもしかして · · · !

目を閉じて唇が重なるのを待つ



すると · · ·









『 おい!なにしてんねん! 』









『『 え · · · 』』


またもハモる 。






声がした方を向くと
そこにはお兄ちゃんの姿 · · ·



み · · · 見られた · · ·









『 いや · · · えぇ · · · ? 』









良いとこだったのに!
お兄ちゃん許さない · · ·









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りこ - むっちゃキュンキュンしました!!続編希望です!! (2019年11月30日 20時) (レス) id: aa1cc3a9bd (このIDを非表示/違反報告)
りんご - りうさんの作品が大好きです! これからも頑張ってください。 (2019年11月24日 20時) (レス) id: 13f86d3837 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - みっちーで書いてくれてありがとうこざいます!更新楽しみにしてます! (2019年8月20日 2時) (レス) id: e8a5ee3b94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:“ * にしはた りう . | 作成日時:2019年8月16日 23時

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