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貴『 廉くん！わたし海に行きたい！ 』
お ー っ 、また急ですな この方は 。
“ でも水着持ってない 〜 “ って、
しゅんと肩を落とす 。
まあ かなり暑いし 夏だし 、
海は行きたいよな 。
廉『 なら 水着買いに行くか 』
さらっと言うけど 俺やばいこと
言ってへん ？ 大丈夫 ？ 無事 ？
貴『 え 、一緒に ？ 』
きょとん 、とする A
なんか 俺まで恥ずかしくなってくるやん
廉『 おん 、いこ！ 』
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やっぱ ちょっと 店に入るのは
抵抗が あるねんけど · · ·
なんて店の前で
立ち止まってると A は
“ いこ？ “ って手を引っ張る
引っ張られるまま に 着いていく 。
貴『 いっぱいあるね 〜 』
なんて 言って 探し出す 。
A はと言うと
テンションが上がってるご様子で
見てるだけで 満足する 、
俺も 水着を眺めながら
あ 、これ A に 似合いそうやな
なんて 。
廉『 あかん、気まず · · · 』
とか思っていると A は 、
貴『 廉くん！これどう？ 』
A が 見せてきたのは
黒い 大人っぽいビキニ だった
ん ー 、黒ってやっぱ大人っぽい
イメージやん？似合わんわけちゃうけど
ちゃうねん · · ·
廉『 ん ー 、イマイチやな 』
なんかええのないかな 、って
思い眺めてると 丁度目に付いた 水着 。
これ 似合いそう 。
廉『 これなんかええんちゃう ？ 』
俺が 手に取ったのは 、
白 と ピンク の ビキニ 。
ほんでも 露出は少なめ
これに パーカーでも着せたい 。
なんて 妄想まで してしまう
俺は 変 態 なのかもしれない 。
貴『 可愛い！これ！ 試着しよ ー っと 』
俺が 持ってた水着を 取って
試着室へと 入っていくA
ひますぎて 、
店内をぶらぶらしていると 、
A に 似合いそうな ピンを
見つけた 。
なんて思って即買いする俺 。
A も 無事 水着を購入しました 。
俺はまだ見てへんけど 。
そして 明日は 海に行くことにした
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作者名：“ * にしはた りう . | 作成日時：2019年8月10日 6時
