放浪少女は今日も自由に海をいく【ONEPIECE】 (ページ9)

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あまりの派手な登場に、せっかく久しぶりに会えたというのに感動の再会もまともにさせてくれないこの女は、
俺やペンギン、ベポ、そしてキャプテンと、旗揚げする前＿＿＿＿あのスワロー島で一緒に育った、幼なじみのような奴である。

マーティンス･A

俺とペンギンがヴォルフの家へと転がり込むずっと前からあの家に住み、ヴォルフと共にガラクタをいじって育ったらしい彼女は、相当な機械バカ。そして趣味は放浪。である。
趣味は機械いじりと違うんかい、と突っ込んでしまいたくなるが、本人曰く、ガラクタ発明は人生の全て！らしい。自分でガラクタ言うな。

本来、この船の船大工等や機械面のあれこれは彼女が務めている筈なのだが、趣味放浪。
というだけあって、彼女はとんとこの船に帰ってこない。

別にハートの海賊団が嫌いな訳でも無ければ、海賊が嫌という訳でもない。

ただ、本当に彼女は自由なのだ。『エレファントホンマグロの刺身が食べたい』『 Lebno Listchaque(ルブノリスチャク)のファッションショーを見に行く』だとか。
今回の放浪は『新しいエンジン構造を思い付いたからちょっくらウォーターセブンに行ってくる』と書き置きを残して消えていた。勿論キャプテンは大激怒である。