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． ページ16

ゆっくりと起き上がった少女の瞳は、

まるで熟した柘榴(ザクロ)の様な色だった。



血の色を連想させる深い深い緋は、輝きも同時に含んでいて、宝石のようだ。
さながら柘榴石(ガーネット)みたいだな、と思う。




柘榴石のような瞳がきょろきょろ動いて、辺りを見渡した。
自分の状況を確認した少女は、なんの迷いも疑いも無く、まず冒頭の言葉を吐いたのである。



この状況で発した第一声がそれかーー。

その時点で、既に自分の気まぐれでした『拾い物』は悪くない選択肢だった、と。

俺は確信した。

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あんちょろ(プロフ) - 楽しみに待ってます🤗 (2023年1月21日 1時) (レス) id: 67b3a9cf2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：幸せうさぎ | 作成日時：2023年1月15日 22時

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