あと一歩、君には【男主】

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「っ……マジで面白い……ルール、覚えてます？」

「もちろん」

「じゃあナルさん、ここ“あ”？」

　そう宮城に言われて流石のAも理解できた。
　
「あーっ！うわー！」
　
「っははは！」

「ありがとうございます！」
　
　由伸が笑ってくるのも非常に腹が立つ。しかしこのリアクションを見るに由伸は引っ掛からなかったのだろう。

「なるほど、由伸は素直ちゃうから引っ掛からんかったんやろ？」

「いやそんなことないっすよ(笑)」

「どう？宮城」

「由伸さんに負けたんはマジで悔しいっす」

「ほら、やっぱ由伸は意地悪やからな」

「ちょっと、ナルちゃんさんひどい」


「俺はまだ盗撮したこと許してへんからな」


　Aはそう言って笑うと、他の人にも仕掛けるべく歩き出した。

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もう一本続きます。あのダンス動画可愛すぎません？

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