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「今日も一緒に寝るか」
『ね、寝ませんよ？！
流石に戻らないとみんなに不審がられちゃいますし…』
「先生と寝るの、いや？」
『嫌じゃ、ない…ですけど…
…ああもう！意地悪しないでください！』
「ﾊﾊｯ、悪い悪い
可愛い反応するからついな」
なおも笑い続ける先生に膨れていると
笑い声を遮るように先生の携帯が振動した
着信の相手は "相楽文香"
先程の電話の内容から察するに
コレは文香さんではなく刑事さんからの着信なのだろう
先生は一転して真剣な表情を見せて応答すると
私にも聞こえるようにスピーカー切り替えた
「……はい」
《寒いから体育館に戻っちまったよ
また誰か殺ったんじゃないだろうな？》
あれ、この声…
「今日は課題をクリアしたんで全員無事です」
《 "今日は" ってことは昨日は殺したのか？
……おいおい、ちゃんと話をしようよ
コッチも給料もらってんだから
ただ待ってるってわけにはいかないんだよ》
「なら、おにぎりをいただけますか？
31人分」
《……わかった、用意しよう》
「10分後に第1校舎の昇降口に来てください
もちろん丸腰で
武器を所持、または誰かが同行した際には
教室ごと爆破します
では」
そこまで話して通話を終了させた先生は
1つため息をついて背もたれに寄りかかった
『先生、今のって
郡司さん…ですよね』
「ああ…知り合いか？」
『父の件でお世話になったので…』
あの時は先生は担任じゃなかったから面識はないのだろうが
先生が学校に行っている間はよく話し相手になってくれていた
事件のことだけでなく
勉強のこと
部活のこと
友達のこと
それに好きな人のこと
とても刑事さんと話すようなことじゃないことまで
時間が許す限り話をしてくれた
きっと私の寂しさを埋めるためにしてくれたのだと思う
しばらく続いた沈黙を断ち切るため
私は咄嗟に口を開いた
『ていうか、なんでおにぎりなんですか？』
「あー
里見と真壁は和食派らしいからな」
『え』
今朝教室を出て行ったのはそれを言うため？
「そういうわけで、ちょっと行ってくるから
Aは教室に戻って」
『本当に行くんですか…？
もし捕まっちゃったら…』
「大丈夫
今から会う人は味方だ」
『郡司さんは共犯っていうことですか…？』
「違うよ
郡司真人は、正義を貫く人間だ」
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めぐちゃん - 私は３６才です (2020年1月3日 21時) (携帯から) (
レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» ありがとうございます、励みになります！私は17歳ですよ。 (2020年1月3日 21時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐちゃん - 佐藤。さん» 私は佐藤さんの作品を毎日楽しみに見ています佐藤さんは歳は何歳ですか教えて欲しいです (2020年1月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - アオイさん» 身に余るお言葉です…！ありがとうございます！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» あけましておめでとうございます！頑張ります！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤。 | 作成日時：2019年11月30日 3時
