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携帯を耳に当てる先生の姿を静かに見守っていると
先生はしばらくして携帯を耳から離した
柊「甲斐
警察が喜志を拘束した
お前も、お前の家族も心配ない
それと、お前のお母さんのことだが
佐久間先生のご実家が介護施設を経営しているらしく
お母さんの面倒を見てくれるそうだ」
先生はどこまで計算していたのだろう
きっと初めから
隼人も隼人の家族も救うつもりだったのだろう
柊「 "変わるなら今だ
お前のその手で道を切り拓け"
…俺が好きなヒーローの台詞だ」
甲斐「なんだよそれ…」
そう言って小さく笑う隼人は
なんだか以前よりも強くなったような気がした
『……隼人』
私は隼人の前へと駆け寄り
手を差し伸べた
隼人は少し躊躇いがちに手を掴んで立ち上がるも
力なくコチラに倒れ込んでくる
私は倒れそうになる足を踏みしめて
優しく隼人の背中をさすった
甲斐「A…？」
『ごめん…
ごめんね隼人…
…隼人はいつも私のこと助けてくれてたのに
私は隼人に何もしてあげられてなかった……
昔から近くで見てきたはずなのに…
気づかなくてごめんね…？
でもね…？
コレからはもっと頼ってくれていいんだよ…？
辛いときは辛いって…
苦しいときは苦しいって言って…？
力になりたいの…』
あの日、先生に言われた言葉
「…俺が、なんとかする……約束するから…
…もう1人で抱え込まないでくれ………
辛いなら辛いって
苦しいなら苦しいって言ってくれ…
……無理に、笑わなくてもいい」
今度は私が、隼人に伝えよう
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めぐちゃん - 私は３６才です (2020年1月3日 21時) (携帯から) (
レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» ありがとうございます、励みになります！私は17歳ですよ。 (2020年1月3日 21時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐちゃん - 佐藤。さん» 私は佐藤さんの作品を毎日楽しみに見ています佐藤さんは歳は何歳ですか教えて欲しいです (2020年1月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - アオイさん» 身に余るお言葉です…！ありがとうございます！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» あけましておめでとうございます！頑張ります！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤。 | 作成日時：2019年11月30日 3時
