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zm「ありがとう。さすがは博族エミさんやな！」
『そういえばエミさんの博族ってどういう力なの？』
em「博族は知識への探究心が強く、記憶力の高い異族です」
zm「歩く図書館とも言われとる」
em「記憶力でいえば…そうですね、この図書館内の書物はほぼ全て暗記してるくらいには。中には書物が燃えたり抹消されてなくなってしまった為、記憶を頼りに書き起こした物も多々ありますよ」
『えっ、ここ全部を！？しかも書き起こしたって…』
周りを見渡し莫大な本の量に愕然とする
一生かけても読み終わらなそうな量なのに
em「でも博族も記憶を増やせば増やすほど、副作用で脳を使いすぎて寿命が縮むと言われています。まぁ元々博族は長生きなので人間と同じくらいになるんやないかなと」
寿命も異族によっても違うのか。確かに神族や魔族も長生きしそうだなと先程の話を反復しながらポツリポツリ考える
em「そういえば、天族や竜族も長生きの種族と言われてます」
『あの、そういえば私の天族の力ってどういう…？』
em「天族についてはあまり文献がないんですが、治癒能力を使い純白の羽根を持つ神族に仕えていた種族。戦闘能力は高く、力をつける前の魔族と同等だったとか。そして昔は未来予知をして人々を導いていたそうですよ」
『神族に仕えていた…そういえば未来予知はまだ使った事ないな』
em「恐らく今のAさんでは未来予知は難しいんや無いかと。相当力を使うらしく、純血でも年に1〜2回くらいと文献には載ってましたね。」
そうこう話をしていると、図書館内の大きな古時計が12時の鐘を鳴らす
ゴーンゴーン
zm「もうこんな時間か」
em「しまった！！グルッペンさんに午前中までに資料をまとめろと任されてたんやった！やらかしたー！」
ヒィと悲鳴をあげ、慌て始める
em「すみません、ゾムさんAさん。俺はこの辺で、お先に失礼します！」
幹部達にも各々の異族の事聞いてみたらいいと思いますよ
と言い残して急ぎ足で奥の部屋へと向かう
慌てると一人称が変わるのか、エミさんに少し親しみを覚える
残された私達はいただいた紅茶を飲み干し、ゾムはクッキーまで平らげ図書館を後にした
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uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
