書庫 ページ6
珍しいペンギンのドアノックが付いた大きな扉の前に立つと、突然その扉を開け
zm「エミさんおるー？」
『入ってから言うんだ』
これだけで仲の良さが伺える
ゾムに続いて中に一歩入ると
『うわぁ…！すごい！』
そこには広々と見渡せる程の空間、二階建てほどの高さの天井、その天井まで地面からびっしりと本棚に本が並んでいる
まるで異世界に来たかの様だ
きっと今、目をキラキラ輝かせているんだろうと自分でも思う
『こんな景色、初めてみた！』
zm「ここ凄いよなぁ〜本棚蹴ったら落ちてきた本に押し潰されそうになるで」
『前科があるんだね…』
らしいと言えばらしい発言の
em「おはようございます。ゾムさんにAさん。何か御用でしょうか」
zm「Aがエミさんと話があるらしい、俺も1つ聞きたいことがあってん」
『その、異族について聞きたくて』
em「いいですよ。ちょうど1つ、本を読み終えた所でした。紅茶でも淹れますので良かったらかけてください」
そういうと、図書館のほぼ中央にあるソファとテーブルに案内された
紙の匂いに囲まれた空間でティーカップの音だけが響く
コポコポと手際よく紅茶が注がれ、クッキーと共に目の前に出される
em「Aさんは紅茶はお好きですか？」
『あまり飲んだことなくて』
em「そうでしたか。この紅茶はあまり香りも強くは無いので初めての方でも召し上がり易いと思いますよ」
よろしければ と、砂糖やミルクポットも差し出される
まずはそのままと紅茶をいただく
『！、美味しいです。エーミールさん紅茶を淹れるの上手ですね』
zm「長いしエミさんでええと思うで、Aは皆に硬っ苦しいからなぁ」
むしろあなたはいきなり距離が近いんだよ…と思いながらも愛想笑いを零す
em「お気に召したようで何よりです。もちろんなんとお呼びして貰っても構いませんし、ラフに話してくた方が私の方も気軽に話せます」
そんな気持ちを他所に、隣ではゾムがクッキーをムシャムシャと食べ続けていた
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uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
