贈物 ページ40
城に着き、鬱先生とAの自室へ荷物を置きに行く
『今日はありがとう。私、荷物の整理もあるし代わりにケーキをみんなに渡して欲しい』
ut「俺が渡すよりAちゃんが渡す方がええと思うで」
『そう、かな。じゃあ外出許可のお礼がてらまずは総統室から行って来ようかな』
ut「じゃあ、俺はこの辺で。またデートしような」
相変わらず気だるげな背筋だが、屈託ない笑顔でそう言う
『デート、かは分からないけど、また機会があれば。』
手を振り鬱先生と別れた後、ケーキが崩れないうちにと総統室へ向かった
この国に来て3度目の総統室
部屋に入ると、今日の昼間のメンバーに加えてショッピとチーノも居た
おそらく、偵察の報告会だろう
『こんばんは。お仕事中すみません』
gr「どうしたんだ？って、そ、その箱は…！！」
『グルッぺンさんオススメのお店に行ってきました。とても美味しかったので皆さんの分もと思いまして』
ザッハトルテ入りの箱を片手に、オスマンさんにお皿の場所を教えてもらい1つずつ出していく
グルッぺンさんは出されたケーキから一目散にお気に入りを奪っていった
そしてオスマンさんはフルーツタルト、チーノはレアチーズケーキ、トントンさんはチョコタルト、ショッピはミルフィーユを取る
tn「そんな急いで取らんでもグルさんのために残しとくって」
gr「分からんやろ。他の奴が取るかもしれんし！」
sp「俺らの分まであるのか、ありがとうなA」
『いえ、ショッピもチーノも偵察お疲れ様』
ci「え！？ショッピいつの間にAさんの事呼び捨てなん！？俺もAって呼びたいー！」
tn「あんまり困らせんなチーノ！」
『なんと呼ばれても構わないよ。元はここで決めた名前だからどう呼ばれても嬉しいし』
ci「じゃあ俺も呼び捨てするー！」
そんな駄々っ子のチーノにお説教をしているトントンさん。そんな2人を尻目に他3人は既にケーキに手をつけていた
gr「…やはりこの味だな！！最高に美味い！！」
os「このフルーツタルトも美味いな。今度の外交で出すのも良さそうやし。季節の特産品ならそれだけで交渉材料にもなりえる」
sp「サクサク感がめっちゃええなこれ」
他の人にもケーキを渡しに行かなければいけないため、皆の反応を最後まで見れないのは名残惜しいが次の場所へと向かう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 217人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
