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再び歩き出し、町の中でも1番栄えている大通りを歩く。
服や家具、飲食店などが立ち並び人通りも多い。お店の店員もお客も皆笑顔を浮かべている。流れ者どころか不満を感じてる人すら見当たらなかった。
やがてそのまま進んでいくと、広場にたどり着く
そこには中庭程ではないが噴水が立っていて目の前では演奏隊が音楽を奏でていた
『平和、ですね』
ut「せやな、国のトップが自由やからか町も自由やと思う。基本的に商売に関しては国は介入せず、市場に任せとるらしいで。グルちゃん曰く、市場はいつでも合理的、だとか。」
なんともグルッぺンさんらしい言葉。確かに、元ブーゼ国は商売などもかなり規制を張っていたせいか、ここまで栄えていなかった気がする
新しく出来たばかりの国でここまで治安や商業などが出来上がっているのはグルッぺンさんの力が大きいんだろう
鬱先生の解説付きツアーをしながら一通りお店を見て周り、自分の好みに合いそうな服屋を1つ2つと見繕う。
鬱先生も買い物があると言っていたが、黙って私の用事を優先してくれるあたり流石と言うべきか
ut「ズボンばっかり買ったみたいやけど、スカートとかワンピースは買わんでええの？」
一通り買い物を終え、行きよりも陽が傾いたところで大通りを再び歩きながら、両手に3袋ほどの荷物を持ってくれている鬱先生が話しかける
『今まで着たことなくて』
ut「Aちゃんなら絶対似合うと思うのに。もしかしたら社交界にも幹部として出席するかもしれへんし、ドレス一着くらい買ってみたらどうや？」
ワンピースやスカートよりもドレスの方が敷居が高い気もするが…
ut「ほらアレとかいいんちゃう？」
そういい、店頭に置かれた青いドレス姿のマネキンを指さす
『そういう機会があったらにします』
ut「あの色、絶対似合うと思うのに」
少し残念そうな顔をするが、こんなに買った挙句、高価なドレスまで手をつける気にはなれなかった
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uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
