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チーノは突っ込んで行きながら両手に持った沢山のナイフをシャオロンに投げた。このままでは当たる！
危ない！
そう叫びそうになったが、避ける気配がない
sha「お前の妖術は匂いで分かんだよぉ！」
投げられたうちの1本に狙いを定め、持っていたスコップで弾き返す
カツンという音と共にナイフは誰もいない方向へ軌道を変え、他のナイフはシャオロンの体をするりと貫通し空気に溶けていく
『幻覚…！』
ci「チッ、ならこれならどうやっ！」
今度はシャオロンとチーノの周りの空間ごと歪み、ぐにゃぐにゃと視界が悪くなり酔いそうになる
これじゃまともに目が開けられない
sha「目を使わせん気やな」
ci「その通りっ！」
シャオロンの腹部目掛けてナイフを振りかぶる
しかし
シャオロンの左腕がみるみるうちに獣のような毛で覆われ大きな爪が伸び、チーノのナイフを素手で受け止めた
ci「んなっ！目瞑ってても分かんのかっ…！」
sha「俺に力で勝てると思うなよ」
シャオロンは掴んでいたナイフごとチーノを投げ飛ばす
後方に回転しながら受身を取るチーノに、今度は歪んだ空間から飛び出したシャオロンがそのまま急接近し仕掛ける
sha「音さえありゃお前の位置くらい！」
ci「クソっ、間に合わねぇ」
そのままチーノの腹の風船目掛けて爪が振り下ろされる
決着が着くと思った瞬間
チーノごと空気に溶けた
sha「いつの間に幻覚を！」
ci「こっちだぜ〜シャオロン！」
壁を使い、今度はシャオロンの横からチーノが風船目掛けて弓を引く
放たれた瞬間
カキーン
kn「間一髪やったな」
sha「ナイスシッマ！」
闇から抜け出したコネシマさんがシャオロンとチーノの間に入り、閃光のような素早さで腰の剣を抜き矢を弾く
息を呑むような攻防戦
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uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
