演習 ページ13
かなり長い階段を降り切ると、そこには重々しい鉄製の扉があった
まるで爆弾実験室のような、金庫のような、見るからに重たく分厚い扉を目の前で簡単にスっと開ける
細身なのに筋力あるんだなぁと関心していると
そんなコネシマさんに向こう側から声がかかる
sha「シッマ遅いやん。ってあれ？Aも一緒やったんか」
kn「すまんな遅くなったわ。みんなもう揃っとったんか」
sp「相変わらず遅刻っすね。こっちはもう準備万端っすよ」
ci「部長、待ちくたびれましたよ〜」
そこには昨日の服よりも動きやすそうな運動着の3人、想像していたよりも人数が多い
そして思ったよりも部屋が広い、広すぎる
床も壁も天井も、全て金属で覆われており物が何もない分、さらに広く感じる
『ここが訓練場…？』
sha「なんも無いと広く感じると思うけど、出てきたら案外狭いで」
出てきたら？何のことだろう
sp「今日は何にしますー？」
そう言うとショッピさんは扉横にある壁のスイッチを見つめる
そっと後ろからスイッチを一緒に見てみると
そこには左から
フラット、サバイバル、鬼ごっこ、陣取りなどと書かれていた
『これ、なんですか？』
sp「これ押すと下から障害物なんかが生えてくるんです」
『は、生えてくる？』
sp「おーいチーノ、出すからそこ下がってー」
おっけーと言って小走りにこちらにきた
試しにと言ってショッピさんが陣取りのボタン押す
すると、機械の駆動音と共に下から
『な、何だこの技術…！』
元いた国では考えられないほど、この国の技術力が高いことが分かる
数秒して駆動音はピタリと止まった
壁は人の半分から3倍くらいまでと、高さも
そして手前にはフラッグらしきものも出てきていた
いつの間にか隣に来ていたチーノが言う
ci「俺も最初はビックリしたよ」
これを目の前で見せられて驚かない人の方が珍しいだろう
kn「せっかくやから陣取りすっか！」
そんなコネシマさんは今にも体を動かしたいと言わんばかりに準備運動をしながら端の方で声を張っている
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uruwolf(プロフ) - あまねさん» わああぁ！あまね様ありがとうございます！！コメント頂けてとっても嬉しい( ; ; )とても励みになります！！( ; ; ) (10月1日 21時) (
レス) id: 683dc243ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 異能パロのこーゆー系は初めてです！なんだろう、めちゃ好きです！❤️ (10月1日 10時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uruwolf | 作成日時：2023年9月10日 17時
