【AKB0048】更なる夢を! (ページ13)

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第陸零話休日の午前/Ⅲ（*最初夏季視点・その後通常視点）ページ13

カキィーン!
捕手「ショー!」
5回表、2アウト満塁の場面で三遊間にライナーが飛んだ。サードは打球に反応する事が出来ず抜けて仕舞う。
夏季「余裕!」
ショートで守っていた夏季は横跳びをして打球に飛びつく。バーン!という快音がグラウンドに響いた。
主審「アウト!」
宏一「ナイスキャッチ!流石、元野球部キャプテン!」
夏季「喧しいわ!それより何?今の気の抜けた球?次からアタシが投げる!」
宏一「ん～、どうする?監督?」
監督「いいんじゃないか?夏季ちゃんのお陰でお前は5回無失点だろ?次からお前が受けろ。慎太郎!お前次からショートな!」
夏季「さっすが～。分かってるじゃん!」
監督「だろ～。」
監督がニヤッとして右手でVをつくる。一方の宏一は
一宏「え～?勘弁してくれよ～。」
と言って不満そうな顔をしている。
主審「アウト!チェンジ!」
監督「ほら、交代だ早く行け。夏季ちゃん頑張れ!」
夏季「OK!」
宏一「分かったよ!」
そういってお互いグラウンドへと出て行った。

(*通常視点)
夏季が大活躍していた頃、秋葉高速中央環状線では戦闘が始まっていた。最初は野次馬が結構来ていたが、敵が発砲したと同時に逃げて行った。それでも撮影をしようとした奴が居たけどそいつは芸能防衛権独立警察に連れて行かれた。対向車線にももう自動車は走っていない。私は銃弾をタクシーの陰でやり過ごしていた。
A「クソッ!人数が多すぎる!」
恐らく宇宙船の時の倍は居るだろう。参ったな。
政人貴「如何しますか!?」
A「敵を引き付けて。私が突っ込む。」
政人貴「!?…承知しました。」
政人貴はタクシーの前方から出ていき銃弾を避けながら前進し始めた。少し遅れて私もタクシー後方から中央分離帯の陰に隠れながらトラックに近ずく。
A(今だ!)
私はトラックの陰に突っ込み先ず手前に居た2人の銃を切って妖刀『紅桜』の峰で頭を打つ。
敵1「グ!」
敵2「!?」
敵3「!こっちだ!」
敵が怯んだ隙に政人貴も突っ込んで来た。
敵4「グハ!」
その後は言うまでもない。敵を全員戦闘不能にした。ただそれだけ。
政人貴「しかし引っかかりますな。」
A「うん。おい、お前。」
私はリーダーらしき男の首根っこを掴まえた。
A「お前らの目的はなんだ!?」
リーダー「ハッ、お前らなんぞに言う物か!」
ウゥ～ゥウ…。パトカーのサイレン音が聞こえてきた。
A「チッ、もう来やがった。」
政人貴「早く行きましょう。」
その後警察が到着する前に高速から飛び降りて逃げた。