【AKB0048】夢の舞台へ! (ページ7)

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第伍話 2人でページ7

私は富士宮東通りを歩いていた。すると
ビィ～～ン…
という原付の音がした。後ろだ。念のためブレザーの中にしまっていたベレッタM92に手をかける。だがその必要は無かった。
A「夏季。」
夏季「やっほ～、A。乗ってく?」
相変わらずこいつわ…。
A「その前に質問。なんで特攻服なんか着てんの?」
夏季「盗っちゃた～♪」
A「バイバイ。」
もうこいつと関わるの止めようかな。マジで。
夏季「冗談だって～、本気にしないでよ?」
A「分かったって。じゃあ私ん家まで送って。」
夏季「了解～♪」
なんでこんなノリノリなの?意味が解らん。本当に。取り敢えず夏季の後ろにまたがる。そう言えば原付の２ケツって良かったけ～?まあいいか。原付が前に進む。
夏季「ところでさ～」
A「何?」
夏季「00の77期候補生募集するって知ってた?」
A「うん」
夏季「応募するよね?」
A「うん」
夏季「1次オーディションって撮るんだよね!」
A「あ～そういえば、やんなきゃいけないね。」
夏季「明日の昼にやろうよ?」
A「学校有るでしょうが!」
夏季「え～メンドいじゃん。」
A「アホ。」
夏季「うわ!ヒッド～。」
A「来週の土曜ね。今週1日でも休んだら一緒にはやんないから。」
夏季「うぇ～。」
A「後、それは止めた方が良いと思うよ?オッサンに見えるから。」
夏季「マジ!?やめとくわ～。」
そんなしょうも無い会話をしてたら家についた。珍しいな安全運転なんて。
A「どうせ何も食べて無いんでしょ。食べていきなって。」
夏季「いいの!?では御遠慮なく～♪」
A「…。」
私は呆れるだけ呆れて家の中に入った。