【AKB0048】夢の舞台へ! (ページ36)

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第參肆話宇宙船/XII（脱出）ページ36

私達4人は何とかエアロックにたどり着く事が出来た。途中振り落とされそうになったりしたけど、特に凪沙。
友歌「あ、凪沙!大丈夫?」
凪沙「う、うん…。」
本当に大丈夫じゃなさそうだな。顔が青ざめている。因みに凪沙は今、私の肩に捕まっている。智恵理は優子に怪我が無いか診て貰っているみたいだ。
織音「ねえ、あの子って…。」
凪沙「うん。智恵理だよ。」
友歌「え!?」
優子「…うん大丈夫だね!」
智恵理「あ、あのう…」
凪沙「智恵理!こっちこっち!」
智恵理が優子に何か言おうとした時に凪沙が叫び、断ち切った。
優子「さ、行った行った。」
智恵理「…はい。」
と、その時
ドカーン!
織音「キャ!」
巨大な轟音と共にエアロックの壁が吹き飛び、デス軍のマシン気が1機入ってきた。Aは反射的に腰に掛けていた妖刀『紅桜』村正を抜こうと構えるが…
くらっ
Aはよろけてそのまま片膝をついて仕舞う。
A「クッ!」
夏季「A!」
たかみな「ここは任せて早くエアロックに避難して!まゆゆ!敵は無人機よ!」
まゆゆ「了解。ミサイル…良し。照準…良し。発射。」
シュー、ドッカーン!
3型目まゆゆ(渡辺麻友)は右の腕が変形してそこからミサイルを発射した。…え、えぇ～!?
まゆゆ「…み～んなの援護はお任せ～まゆゆ!」
夏季・凪沙「…。」
夏季と凪沙も口をあんぐりと開けている。私も人の事言えないけど。
織音「まゆゆさんって…。」
優子「さっ、行った行った。」
優子に急かされ私たちはシャトルの中へと入っていき、エアロックの扉が閉まった。既にデス軍のマシンも破壊されていた。
たかみな「よし!私たちも撤退するよ!」
優子・まゆゆ「了解!」
そうしてエアロック内に居たたかみな、優子、まゆゆもせりーをライブアサルトスーツモードに変えエアロックから出ていくのであった。

-シャトル-
梵方・真琴「うぅぅ…。」
梵方と真琴は震えていた。シャトルの外ではいまだLAS部隊とデス軍の無人機による激しい交戦が繰り広げられていたからだ。ドーンという爆発音が聞こえ爆発の衝撃でシャトルが揺れる。
真琴「ひぃ～!」
鈴子「大丈夫ですよ。」
悲鳴を上げる真琴を鈴子がなだめる。
A(あの時のキララの輝き…あれは確かに凪沙に反応して光っていた。私じゃ無く凪沙に…)
智恵理(藍花星のライブからキララは1度も光ることは無かった。それなのに…)
凪沙(あのライブの時、キララは私じゃなく智恵理を選んだんだ。)
シャトルは戦艦カチューシャへと向かった。