【AKB0048】夢の舞台へ! (ページ31)

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第貮玖話宇宙船/Ⅶ（避難）（*途中から夏季視点）ページ31

A「はい。そうですけど…。」
優子「やっぱり。デスと真っ向から立ち向かう人はそんなに居ないからね。」
優子はAと簡単に会話を終わらせ、他の乗客達に向かって言った。
優子「皆さん!エアロックまで非難して下さい!お、丁度良い所に来た。きたりえ、乗客の護衛をお願い!」
きたりえ「了解!」
たった今、レストランに入ってきた9代目北原里英に、優子が護衛を頼む。レストラン内に居た乗客達は、エアロックへと非難を始めた。
優子「さあ、貴方も早く!」
A「はい!」
Aも優子に連れられエアロックへと向かった。

(*ここから夏季視点)
夏季「え!?」
凪沙「如何したんですか?」
夏季「中に入れない。クソッ!」
夏季たちの部屋があるエリアは既にシャッターにより、閉鎖されていた。
デス兵1「あっ!居たぞ!」
友歌「ヤバ!如何するの!?」
夏季「仕方ない。展望だ!」
夏季たちは走りだす。
デス兵2「待て!」
真琴「逃げ切れないっすよ!」
夏季「こっちだ!」
夏季たちはごみを入れるカートの陰に隠れた。幸いカートは2つ並んでいて全員は居る事が出来た。
デス兵1「クソッ!どこ行きやがった!」
梵方「うぅぅ…。」
織音「静かに。」
真琴「ヒ、ヒエー!」
真琴が影から出て、逃げ出してしまった。
鈴子「ダメ!」
鈴子も真琴を追って走り出してしまった。
デス兵1「いたぞ!」
デス兵はそれに気づき、真琴と鈴子を追って走り出した。
友歌「!?、クッ!」
友歌はカートに体重をかけそのカートを倒した。
デス兵1「!?」
デス兵2「なんだ!?」
友歌「早く!」
凪沙「うん!」
そして、真琴たちとは別の方向に走り出した。
デス兵1「あっ、待て!」
夏季(この距離じゃあ到底逃げ切れない!)
夏季は曲がり角を曲がったところで立ち止まる。
夏季「ここで食い止める。早く行け!」
織音「え!?」
友歌「うん、分かった。早く行くよ!」
友歌たちは走っていく。それを見て、夏季は後ろを見た。
夏季の手は震えていた。恐怖に溺れて仕舞いなそうほど。
夏季(でも!ここで食い止めなきゃいけない!私は、Aに頼まれたんだ!)
?(…力が、欲しいか?)
夏季(何!?)
?(力が、欲しいのか?)
夏季(!?)
?(ならば…、貸して進ぜよう…。)
デス兵が来た。
デス兵1「!?何だ!貴様!」
夏季の持っている刀から炎が噴き出していた。いや、刀が炎をまとっていたのだ。
夏季(これなら…、やれる!A、私も…、)
夏季「私も戦えるんだぁー!!!」
夏季はデス兵に向かって飛び出した。